A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

農心ラムドン実食

先日スーパーで購入した農心のラムドン (RAM-DON)。作って食べてみたら、なかなか良かったです。なんといっても、「チャパゲティ+ノグリ=チャパグリ」のように、2食分を一気に食べなくてすむのがありがたいです。(パラサイトを観たあとにチャパグリを作って食べた過去記事はコチラ)

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チャパゲティだけだとただ焦げついたような味だし、ノグリだけだとちょっと旨味が物足りない。そのスープ/ソースを2つ合わせるという斬新な発想で生み出されたのがラムドンです。日本にはない味ですから、物珍しさもあって美味しくいただきました。スーパースパイシーは少し唇がヒリヒリする程度の辛さでした。各55バーツ (45バーツ/155円の値引き品を購入)。

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ちなみに前回は日本人のブログでチャパグリの作り方を調べましたが、今回はなんとなくYouTubeを観てみました (RAM-DONで検索)。すると、出てくるのは韓国人YouTuberばかり、かつ、本製品ではなくチャパゲティ+ノグリばかりでした (投稿時期は1~2年前)。

100万再生以上の動画を5~6本観ましたが、作る・盛る・食らうのビジュアルが大胆というか極端というか汚いというか、料理動画としてはなかなかのものばかり。感覚は国・地域によって千差万別ですから、何が良い悪いではありませんが、それでも白濁した麺の茹で汁を、「これも美味しいから」と言ってスープ代わりに勧めるのは、さすがにどうかと思いました。

自分は小学5~6年生からインスタントラーメンくらいは作るようになりましたが、あるとき姉から言われ、茹で汁を捨て新しいお湯でスープを作ってみたところ、たしかに味が変わり驚いたことをおぼえています。「茹で汁も味のうち」というのは正しいです。間違いなく味はあります。でもそれを美味しいと思うかどうかは、自身の食体験や周りの環境にもよりますね。

ついでにもうひとつ。韓国人YouTuberがインスタントラーメンを作って、鍋の蓋に乗せてから食べる動画をよく見かけます。これ、とても自分でやろうとは思いませんが、理屈はわかります。子供の頃、インスタントラーメンを一度小皿にとってから食べるのが、自分の中で一時期ブームになりました。麺の温度だけでなく、ちょっと味まで変わるような気がして、「これはすごい発見だぞ」と一人悦に入ったものです。