3月1日からタイの入国隔離措置が緩和されます。「テスト・アンド・ゴー (Test&Go)」で入国した渡航者について、タイ到着日と入国後5日目に義務付けているPCR検査 (@タイ政府指定ホテル) のうち、2回目を渡航者自身が実施する抗原検査に切り替えるとのこと。これは実質、到着翌日からフリーで動けるようになるということです。
また、日本政府がタイを「水際強化措置に係る指定国」から解除したことにより、3月1日以降、タイから日本への入国者に対する自宅等待機措置も緩和されます。ワクチン3回目追加接種完了者は待機が不要になり、3回目未接種の場合は7日間待機ですが、それでも到着24時間以内の待機場所 (自宅等) への移動について、公共交通機関の利用が可能となります。これはありがたい。
さて、世界の動きに呼応するかのようにタイも日本も規制緩和を進めているわけですが、実はタイの新型コロナ感染者数は、ピークだった昨年8月14日の23,418人をついに抜いて、2月25日の発表では24,932人でした。警戒レベルも今週3から4に引き上げられています (最大5)。
【追記】2/26発表は25,615人とまた増えてしまいました。
職場のタイ人と話していると、けっしてコロナを軽く見ているわけではありませんが、もうあまり気にしてもしょうがないといった言動の人が多くなってきました。実際、経済がこれ以上もたないでしょうし、人々も息をひそめるような生活には疲れきっているように見えます。3回目のワクチン接種も進んでいますからね。
普段、夜出歩くことはほとんどありませんが、久しぶりに、アソークの交差点周辺の偵察に行ってみました。交差点の混み具合はコロナ前にくらべたらまだまだ少ないですが、ひところに比べたらだいぶ車が増えてきました。
ソイカウボーイ (@Soi 23) はバーがいくつか開いていました。レストランに業種転換して営業許可をとっているそうです (たぶん書類上？)。開いているお店はそれなりにお客もいましたが (ほとんど白人)、通りは薄暗く、良く言えば落ち着いた雰囲気、悪くいえばうら寂しくて閑古鳥が鳴いている状態でした。
ちなみに夜のソイカウボーイに来たのは約2年ぶり。前回は2020年3月18日のこと。「新型コロナの規制であの歓楽街が閉鎖されます！」と世間を驚かせていたとき偵察に来ました。最後に1杯飲んでおこうと押しかけた客と、それを取材するメディアでごった返していました。
