A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

レストランの形(開放型)

タイはまだ1日5000人近く新規感染者が出ている状態ですが、先月からタイ政府は完全にウィズコロナに舵を切っています。ダークレッドゾーン (最高度厳格管理地域) がなくなり、バンコクもブルーゾーン (観光開国パイロット地域) になりました。

11月1日から外国人の隔離なし入国が始まり (コロナ検査のため指定ホテルで1泊は必要)、町中でツーリストっぽい欧米人をちらほら見かけるようにもなりました。今は店内飲酒もできるので、年末にかけて忘年会的な集まりも増えていくのではないかと思います。(感染再拡大が心配・・・)

10月まではレストランの営業にも多くの規制があり、代表的なものが「エアコンのあるなし」による収容人数制限でした。つまり、①エアコンがある=ドア閉め切りの密室型⇒収容人数は最大キャパの25%まで、②エアコンがない=ドア・壁がない開放型⇒収容人数は最大キャパの50%まで、といったもの。

「開放型 (オープンエアー)」とは何かというと、屋台はもちろん、テラス席もそうですね。さらに、正面入り口に壁がなくガバッと開いているお店。日本だとそこまで見ないような気もしますが、これがタイではかなり一般的なレストランの形になります。

食事の値段はおおよそ、①エアコン付き密室型、②エアコンなし入り口開放型、③屋台、の順に安くなっていきます。本ブログは食事の投稿がかなり多いですが、ふり返ってみると、新型コロナ以前は①②が多く、コロナ以降は②③、そしてテイクアウトが多くなりました。

自分は食事によく出歩くほうですが、コロナ以降は密室型レストランは避け、できるだけ開放型に行くなど、それなりにリスク回避に気をつかっていたのかなとあらためて思いました。

まあ単に、エアコンなしのお店のほうが安いし、開放型はカオマンガイとかカオカームーとかタイラーメンとか、決まったメニューの専門店が多いので、自分のニーズに合っているというところもあります。

タイ赴任当初 (2018年) は、このクソ暑いバンコクで、エアコンなしのお店で食事するなんて考えられないと思っていましたが、今となっては、暑さもまったく気になりません。暑さよりも食欲。食べたいものを食べたいお店で食べています。人間て、なんだかんだ慣れてしまうものですね。

あ、ふと思いましたが、日本にこの形が少ないのは、きっと冬寒いからですね。暑いのは扇風機でなんとかしのげるけれど、寒いのは部屋を閉め切らないとどうしようもないですからね。写真はこの1年で行った開放型のお店 (の一部)。

12月、タイは三連休が2回あります。さてさて、何を食べに行こうかな。

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