バンコク中華街 (ヤワラート) にはいろいろ人気の屋台がありますが、トムヤムヌードルといえばここ、「ヒアピン (Hia Ping)」がかなり有名。なんといってもトッピングが10種類も載っていて、麺7種類✕スープ4種類、すべて50バーツ/170円です。まずは定番のトムヤムスープとバミー (中華麺) の組み合わせをオーダー。
スープはMSG未使用で自然な美味しさですが、旨味感もやや控えめなので、ヤワラートのいろんなお店にくらべたら、味自体はちょっと地味な印象があります。でも麺も多めだし、とにかく50バーツでこのボリューム感、見た目のにぎやかさは特筆モノ。
ベースのスープは少し甘めですが、その分トムヤムペーストがかなりパンチが効いています。唐辛子の香りがすごくいいんですよね。辛味もかなりのもの。少しずつ溶かしながら、味の変化を楽しみつついただきました。
トッピングは、フィッシュボール、ポークボール、シュリンプボール、豆腐＋魚すり身、豆腐＋ひき肉、揚げワンタン、ポークワンタン、揚げタロイモ、フィッシュソーセージ (スライス)、ゆで卵の計10種類。なんともにぎやかです。
女性には量が多すぎるのか、周りのテーブルを見ると意外に食べ残しが多いのが気になりましたが、自分はペロッと完食。他にも気になる麺があったので、日をおいてまた行ってみました。
■ギアムイー (Giam-ii)
米粉の麺で長さは短く、もやしを太くしたような形状。ツルツルしているので箸では取りづらく、レンゲでいただきました。クセがなく、ツルンと食べられる麺は、コシはないけれど、美味しかったです。近所のスーパーにいつも置いてあるので気になっていましたが、今回始めて食べました。ギアムイー麺はヤワラートではわりと普通らしいですが、今まで屋台で気づいたことはなかったなあ。
■シャンハイ (Shanghai)
パンダナスで色付けされた、透明感あふれる緑色の麺。薄いシートを丸め、短く切りそろえてあります。こちらもクセがなく、食感はプルプルで、食べやすい麺でした。しかし珍しい麺があるものですね。これはトムヤムではなく普通のスープ (ナームサイ) でいただきました。美味しかったです。
