タイ野菜といえばまず空芯菜 (パックブン) が思い浮かびます。タイのレストランでも「パックブン・ファイデーン (空芯菜の炒めもの)」は定番中の定番野菜料理。ただ、あまりに当たり前すぎて、もはや自分ひとりでこれを頼もうとは思いません。
しかし同じ空芯菜の炒めものでも、空芯菜を細切りにしたものはちょっとレア感があって、これがメニューに載っているとテンションが上がります。味は似たようなものですが、見た目が美しいし食感もだいぶ異なりますからね。1枚目ジェンゴル (Je Ngor)、料理名は「パット・パクブン・フォーイ」。2枚目トンター (Tongta)。トンターはトムヤムクン目当てで行きましたが、これがあってラッキーでした。
空芯菜はタイで自分がよく食べている野菜のひとつです。外ではほとんど食べませんが、週に何回かスーパーで買ってきて自分で料理しています。鍋にしたり、炒めてみたり。
いくら食べても飽きないのですが、できれば家でも細切りにしてみたい、でもさすがに包丁で切るのは無理、そう思っていたところ、「空芯菜カッター」なるものがあることを知りました。そうなんですね、やはりあの細切りは手で切っているわけではなかった。これはもう買うしか。
しかしここからが長かった。数年前のブログ情報をもとに、まずはオートーコー市場に行きましたが、ありませんでした。その後はスーパー (ビッグC、テスコロータス他)、キッチンウェアのお店、ホームセンター (Home Pro)、そして中華街 (ヤワラート) など折に触れて探してきましたが、どこにも見当たらず。
ほしいと思ってから半年たってしまいましたが、実はタイのネット通販なら買えることは当初からわかっていたので (でも自分にはハードルが高い・・・)、最後の最後は会社のスタッフにお願いしようとも考えていたのですが、久しぶりにオートーコー市場に行ってみたところ、なんと、ありました!
上の写真はMRTカンペーンペット駅を出た所にある市場の入口。件のお店は向こう側 (裏側) にあります (下の写真)。見つけた時は本当に嬉しかった。130バーツ/450円が高いのか安いのかわかりませんが、そんなことは考える間もなくお金を払っていました
DAO (ナイフ) とかRAU MUONG (空芯菜) とかベトナム語が書かれています。
パッケージには使い方の記載も。
さっそく試し切り。スッときれいに細切りができました。これは快適。この日は家に空芯菜がほんの少ししかなかったのでかなり不完全燃焼。またたくさん買ってきてバンバン切ろう。ああ楽しみ。