タイでもずっと続いていた新型コロナの厳しい規制措置ですが、いよいよ11月1日から大幅な規制緩和が始まりました (63ヶ国の外国人訪問者に対する隔離措置の廃止など、ただし条件あり)。たちまち観光客が復活するわけではないでしょうが、どうせなら空いているうちに行っておこうと思い、前日、バンコク国立博物館 (The National Museum Bangkok) に行ってきました。自身、今回が初訪問。
日曜の朝、MRTサナムチャイ駅で下車し、散歩がてら1.8km歩いて博物館へ。ワット・ポーやワット・プラケオはまだ閉められているようで、お寺の前にはまったく人影が見当たりませんでした。ちなみに帰りは暑かったのでタクシーでサナムチャイ駅へ。料金47バーツ/160円。安いな。朝もタクシーにすればよかった。。
入場チケットは外国人200バーツ/680円。タイの運転免許証を見せましたが効果なし。残念。まずはチケットセンター横の Siwamokkhaphiman Hall (#1) へ。先史時代から現代までの工芸品や仏像の展示ホールへ。
続いて Buddhisawan Chapel (#2)。ブッダの生涯が描かれた壁画が圧巻。
Red House (#3) は閉鎖中でした。Samranmukkhamat Pavillion (#12) が青空に映えます。
Maha Surasinghanat Building (#400) はタイの歴史的出土品や、13世紀以前に諸外国がタイに与えた仏教的影響など。部屋によって時代ごとの展示品があります。いろいろな時代のスタイルの仏像が見られるので個人的には一番おもしろかったです。
Praphat Phiphitthaphan Building (#500) は13世紀以降の工芸品や近世になって導入された西洋科学にまつわる品など。
Phra Wiman (#600) は王室の暮らしやタイの伝統文化などに関する展示品。写真はたくさん撮りましたがきりがないのでだいぶ省略。
Issaret Rachanuson Building (#700) を見た後、Royal Funeral Chariots (#10) の建物へ。黄金色に輝く大きな山車は、歴代国王の葬儀に使われたものだそう。
いくつか見ていない部屋もありましたが、ここで力尽きました。とにかく広いし展示品の数が膨大。ほとんどお客さんがいなかったのでじっくり見て回れたのは良かったです。各展示品の表示にもう一言二言説明書きがあれば最高なんだけどな。
