インスタグラムに「世界の食事エチケット」という投稿が流れてきました。この数日前に「イタリア人は午後カプチーノを飲まない」ということを知ったばかりだったので、なんともタイムリー。

■世界の食事エチケット
・イタリア:午前11時以降にカプチーノを飲むな
・タイ:フォークで食べ物を口に運ぶな
・エジプト:塩胡椒を求めるな (シェフに失礼)
・中国:お皿に食べ物を残せ (満腹・満足の意思表示)
・韓国:年長者が食べ始めるまで待て
・インド:お皿に食べ物を残すな (感謝の意思表示)
・チリ:手で食べるな (サンドイッチもピザも)
・イギリス:紅茶を混ぜるとき音を立てるな
※注:エチケットは「個人」に対する気配りで、マナーは「社会・集団」全体が気持ちよく過ごすための行動様式です。エチケットが目の前の相手に不快感を与えないための「心配り」に重きを置くのに対し、マナーは社会全体で共有されるべき「ルール」や「振る舞い方」を指します。
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タイの食事スタイルは基本、スプーンとフォークです。タイ人の食事を観察していると、みんな必ず利き手にスプーン、反対側でフォークを握り食べていました。
ご飯 (お米) はスプーンで口に運びます。フォークはお皿の上でスプーンにご飯を乗せるために使われるそう。
たしかに、フォークでご飯 (お米) を食べるタイ人は見たことがありません。一度タイ人に聞いたことがありましたが、「そういうものだから」といった説明でした。
いくつか実例を。カオパット、カオムーデーン、ガパオライス、ローカルの和風食堂のカレーライス。いつもスプーンとフォークがセットで出てきましたが、自分は普段スプーンのみ使用、タイ人はフォークも手にしていました。




さすがにトムヤムクンは何のためのフォークなのか不明でした。もはや左手がさみしいから握りたい人向けなのかもしれません。

カオパットの他におかずを頼んだ時は、フォークが活躍してくれました。写真はレトロなタイ中華食堂「ルアンマイタイ」(Map)。ご飯物の後に追加で何か頼む人もいるでしょうから、とりあえず最初からスプーンとフォークをセットで出すのかな。

麺類は箸で食べるお店がほとんどですが、このお店はパッタイにスプーンとフォークが出てきました (箸はなかった)。逆にフォークしか使いませんでしたね。

バンコクはルタオが出店していました。パンケーキにスプーンとフォーク。うーん、フォークとナイフではないのか。日本のルタオはどうなんだろう。

カオソーイ (北タイのカレーラーメン) にスプーンとフォークしか来なかったお店も (箸はなかった)。さすがに上の揚げ麺は食べにくかったです。

なお、ステーキの場合はちゃんとフォークとナイフが。写真はフロリダホテルのタンパコーヒーショップ (Map) のシグネチャーメニュー、BBQスペアリブ。

野菜が美味しいお店「オーカジュ (Map)」は、全料理でスプーン・フォーク・ナイフの3点セットが出てきました。カオヤム (ライスサラダ) ばかりよく食べていたので、ナイフはいらないなあといつも思っていました (フォークもですが)。ポークソテーだとスプーンは使わないし。


タイの場合、大きなお肉にかぶりついてはいけないというエチケットもありました。ガイトート (揚げ鶏) もスプーンとフォークを使って食べていましたから (ナイフを置いてあるお店は少なかったと思います)。
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ちなみにウズベキスタンの食事マナー (社会ルール) としては、ノン (パン) を大切に扱うということがあげられると思います。そんな過去記事は⇒コチラ。
