先月、ウズベキスタン人とご飯を食べた際、何がいいかと聞かれたので、自分が食べたかったものとして「ハリム」を頼んでもらいました。
ハリムは大麦と羊肉 (または牛肉や馬肉) をドロドロに煮込んだウズベキスタンの伝統料理で、春先に食べられる一品です。
羊肉の脂のクセあり風味がたまらない美味しさで、見た目はドロドロですが、時々残った麦の粒がプチッとつぶれる食感が良いアクセントに。
意外とお肉たっぷりで旨味もバッチリ。基本はしょっぱい味付けですが、この日はウズベキスタン人が「自分は砂糖をふりかけて食べるけど?」と聞いてきました。
「え、砂糖・・・?」とまどいながら生返事を返すと、彼曰く、ハリムをそうして食べるウズベキスタン人は多いのだそう。ご飯に砂糖か。。。
すぐに思い出したのはタイのこと。タイではテーブル調味料セットに必ずと言っていいほど砂糖がありました (砂糖・ナンプラー・唐辛子・唐辛子酢など)。
タイ人はバミー (タイラーメン) やカオパット (炒飯) に砂糖を含むテーブル調味料を少しずつかけて、自分好みの味に調整してから食べるのが当たり前でした。
自分はタイでご飯に砂糖をかけて食べたことはありませんでしたが、そういう食べ方もあるんだなと理解はしていたので、今回は思い切ってトライすることに。
結果、思っていたほど違和感はありませんでした。いや、むしろ美味しかったかも。甘しょっぱい料理ってやはり美味しいんですね。
ちなみにもうひとりいたウズベキスタン人は、「ハリムに砂糖?おえ~~」と言って断固拒否していましたよ。
■ハリム@ブルサレストラン (Map)
* * *
■タイのテーブル調味料セット
・オディアン (Map)
・ルンルアン (Map)
・ティップサマイ (Map)
・バーンパッタイ (Map)
・ピーオー (Map)
・プラチャック (Map)
・アルンワン (Map)
・ヨーン・ラートナー・ムーウン (Map)
・トロックスン (Map)
最後のお店については、良いカオカームー (豚足ご飯) のお店は生ニンニクを置いているという実例。ここは自分も好きなお店のひとつでした。