バンコクから車で西に1時間半、ラチャブリー県にあるランの栽培場 (Thai Orchid Company) を見学しました。ランは日本や中国、中東・ヨーロッパの国々まで輸出される、外貨獲得のための重要な産品です。近年は気候変動の影響か干ばつや塩害に悩まされることが多く、安定的な栽培に向けていろいろな研究が行われていました。
ちなみに、ラチャブリーに数あるオーキッドファームで、実際に手を動かして働いているのはほとんどミャンマーからの出稼ぎ労働者なんだそう。これまで見聞きしてきた、バンコクの建設現場やスパンブリーのさとうきび農場と同じです (生鮮市場にもたくさん)。やはりタイは東南アジアの中ではトップランナー (周辺国から出稼ぎを受け入れる国) なんだなとあらためて思いました。
その後、この辺りでお昼を食べるなら是非ここでとタイ人に教えてもらったシーフードレストラン "ロムタレー" に移動。名物の淡水エビ (オニテナガエビ) のグリル、本当に美味しかったです。とくにエビ味噌がほどよい濃厚さで、チューチュー吸う手が止まりませんでした。
注文は同行のタイ人にお任せしましたが、テーブルに運ばれてきた料理の中でエビよりも目を引いたのが、天ぷら、というか何かのかき揚げ。最初はひとくち食べても白いのが何だかわかりませんでした。ジャガイモではなさそう。しかしクセがなくパクパクいただけます。シンプルに美味しい。
すかさずタイ人にたずねたら、これ、青パパイヤでした。ソムタム以外にもこういう食べ方があるんですね。ちょっと感動するくらい美味しかったです (タイに来て天ぷらを初めて食べたのもあって)
※2019年の記事を編集再録。