A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

オオトカゲのベビー

もう何ヶ月も通勤は週1ペースですが、行っても職場はかなり閑散としています。人がいないせいか、池のまわりのオオトカゲたちも心なしか前よりたくさん姿を見かけるような。(→トカゲ過去記事)

最近はベビーサイズのトカゲも見ました。たぶんミズオオトカゲの子どもでしょう。カメラを向けてもさしてあわてる様子もなく、しばらく足元をうろちょろしていたのが可愛かったです。これがいずれ体長2.5mとかになるんだよなあ。

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ベビーを見てしばらくたった頃、今度はオオトカゲの死体を見ました。池の横を歩いていてなんだか肉が腐ったような臭いがするなと思っていたら、そそくさと池に戻っていくオオトカゲが1匹。ふと足元に目をやると、ほぼ皮だけになった死体が地面に張り付くように横たわっていました。

「もしかして2匹は夫婦だった?」そう思うとなんだか切ない気持ちがこみ上げてきましたが、単に腐臭 (=食べ物) 目当てに来ただけだったかもしれないなと思ったら、「オイオイ・・・」という感じ。どっちだったんだろう。

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タイには "カノムカイホン" というお菓子があります。

『カノムカイホンは、小麦粉に緑豆あんを詰めて揚げた後、糖衣または白ゴマでコーティングして球状にされたものを揚げることで作られ、甘さと塩辛さがある。外はサクサクとしており、中はやわらかい食感である。カノムカイホンの原義は「白鳥の卵のおやつ」であり、白鳥の卵のような形をしていることから命名された。言い伝えでは、ラッタナコシン王朝初期の王であるラーマ1世はミズオオトカゲの卵を食べることを好んだが、ある時ミズオオトカゲが産卵する季節ではなかったため、卵を見つけることができなかったことがあり、王の側室たるワエンが王にミズオオトカゲの卵を献上するためにこの菓子を発明したとされている。この故事から、代用されたものにちなんで、この菓子はカノムカイヒアと称され、後に現在の名前たるカノムカイホンに改名された。これは、ミズオオトカゲとミズオオトカゲのタイ語における名称が、タイの人々の間で、不吉や悪に関わるものだと信じられているからである』(Wikipediaより)

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タイ映画を観ているとたまに「ヒア!」というセリフがあり、映画の中ではたいてい周りの人が肩をすくめたり驚いたりたしなめたりしています。かなり悪い言葉なんですね。タイ語の罵詈雑言の代表的なものと言われています。