カポプラー・ナムデーンは魚の浮き袋と豚の血のプディングが入ったスープです。もともと潮州料理で、とろみが付いた醤油ベースのスープは疲れた胃にも優しい味わい。
浮き袋はスポンジというかおあげのような食感で、知らない人は「一体ナニコレ?」と思うかもしれませんが、クセがなく食べやすいです。中華食材の干物の中では珍味の部類かと。
ミットポーチャナー (旧市街)
カポプラーの専門店。かなりの人気店です。タマダー (並) 50バーツ/175円、ピセー (大盛り) 60バーツ/210円。柔らかく煮込まれた鶏肉と鶉の卵入り。お客さんは全員ピセーを頼んでいました。
チョンティチャ (サムセン警察署近く)
クアガイ (→過去記事) が人気のお店。ガパオライスなど他にもメニューはいくつかあってどれも美味しそうですが、その中のひとつ、隠れた名品がカポプラー (60バーツ/210円)。ナムデーンはそんなに好きではないのですが、ここのはまったく臭みがなく、またしっかりめの食べごたえで、初めて美味しいと思いました。
大上海飯店 (BTSプロンポン駅高架下)
何を食べてもそれなりに美味しいですが、一皿の分量が多い分値段も高く、一人では行きにくいのが玉に瑕。個人的には家のすぐ近くでカポプラーが食べられるのは貴重。炒飯はフワフワ、餃子は具がシュウマイの中身みたいで、これはこれで美味しかったです。