A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

タシケントで花粉症に悩むあなたへ

2018年2月、日本にいた時「あれ?もしかして花粉症?」と気がついた自分ですが、その年の5月からバンコクに4年間滞在し、毎年2~3月は日本にいることがなかったため、それほど実害もなく過ごしてきました。

タイの仕事を終えてから数ヶ月日本に滞在し、その後2023年2月、今度はウズベキスタンの首都タシケントへ。まずアパート探しをするため不動産屋と車でぐるぐる市内をまわりましたが、ここで久しぶりの症状が。

当時、タシケントは建設工事・道路工事のラッシュで、車の窓を開けていると土埃がひどく、時々ひどく咳き込んでいました。そんな日が数日続くと、今度は目が痒くなり、そのうち鼻水と涙が止まらなくなりました。

「そういえば花粉症だっけ」と思い出し、たぶんついでに埃アレルギーなんかも誘発されたのかもしれません。また新築のアパートを見学中にくしゃみが止まらず、きっと質の低いペンキとかアレルゲン物質が浮遊しているんだろうなとも思いました。

これまでタシケントでは3回、冬から春の季節を過ごしましたが、今年も2月になると完全に花粉症のような症状が出ました。しかし日本とはまた植物の種類が違いますから、いったい何の花粉が悪いのだろうと、そんな疑問もわきました。

もしアレルギーを引き起こす植物がわかれば、多少なりとも対策ができるのではなかろうかと、淡い期待も。もっとも相手は花粉ですから、正体を知ったところで何ができるというわけでもありませんが。

今年も2月からずっとそんなことを考えていましたが、つい先日、ウズベキスタン国立大学の先生が「タシケントの植物とアレルギーを引き起こす可能性のある植物の花粉について」という研究成果を発表していたことを知りました。

興味のある方、またはタシケント在住で花粉症に悩んでいる方は、上記のリンクからPDFをダウンロードしてみるのもいいかもしれません。ただし自分はページをめくりながら、花粉の顕微鏡写真のあまりの多さにどんどん鼻がむずがゆく。。

タシケントにある、アレルギーを誘発する植物のうち主なものは次のとおりだそう (該当ページ抜粋)。いくつかうちの職場にもあったような。。ああやはり知ったところで。。