オフィスではいつも大きな窓を背にして座っています。ブラインドをいつも半分おろしているので、普段あまり外の様子は意識しません。
ところが先週金曜日、ああ目が疲れたと思いなんとなく後ろを振り返って窓の外を見てみると、杏の花の蕾がすっかりふくらんでいました。
もうそんな季節かと思うと心がほころんで、その日の帰り道はアパート近くの歩道に植えられた木々の開花を見ていこうと少し遠回り。
すると、木によってはもう満開の枝もあって、これはしっかり記憶にとどめたいと、あらためて土曜日の朝、スマホカメラを持って写真散歩に出かけたのでした。
ウズベキスタンと日本は戦中戦後にかけ歴史的な関係があり、タシケントの町にも桜がたくさん植えられているそうです。
なので撮った中にも桜があるだろうとは思っていますが、正直どれが桜かまったく自信がありません。桜・杏・梅・桃・李のうち、きっとどれかです。
いずれにしても、春を感じさせてくれる満開の風景に、しっとり心を癒やされたのでした。ちなみに写真を撮っている間はずっと涙目 (花粉症です・・)。
町をうろつく猫の姿もちらほら。さすがに冬の間はほとんど見かけませんでしたから、久しぶりで嬉しかった。
公園に移動して地上に咲く花々も見てきました。ウズベキスタン人は花が好きなので、公園や歩道にもよく花壇が整備されています。
他にもいくつか色とりどりの花が咲いていました。花が咲く木っていいな。タシケントは春です。