これまで海外から買ってきたお土産品は量もあるし種類も雑多。今回も片付けをしながら「これ、どこの何だっけ?」なんてもう記憶から飛んでしまったものもいくつか。
そのうちのひとつが下の写真の竹。たぶん笛かなと。民族楽器としての笛は軽いし現地の特色もありちょうど良いお土産です。
なのであちこちから何本も買ってきているのですが、アフリカのものか東南アジアのものなのか、にわかには思い出せませんでした。
(自分の記憶の減衰が) 気になったのでがんばって思い出したところ、これ、トンガの鼻笛「ファングファング (Fangufangu)」でした。
10年前にヌクアロファのタラマフマーケットで買ったのですが、買っただけで満足し一度も吹こうとしなかったこともあり、すっかり忘れていました。
吹き方もぜんぜんわかりませんでしたが、当時撮った写真とYouTubeの実践動画を真似て吹いてみたところ、いとも簡単にきれいな音が。
穴は表にほぼ等間隔で5個 (うち1個は鼻で吹く穴)、裏の真ん中に1個。音は難なく出せるのですが (片方の鼻の穴から空気を垂直に吹き込むだけ)、穴の押さえ方がよくわかりません。
少なくとも自分の手では全部を一度に押さえるのは至難の業。動画でも一部の穴だけ使っているので、いわゆる縦笛とはまったく異なるようです。
動画ではしっかり音階を出しメロディーを吹いているので、がんばればこれくらいできるようになるのかな。教本的なものがないか調べてみよう。
ちなみに1枚目の写真は、トンガの鼻笛だとわかった後に、同じくトンガのほら貝と一緒に撮りました。久しぶりにほら貝を吹きましたが、あいかわらず良い音色でした。