A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ニュージーランド旅行記

※2021年にブログを引越した際、ニュージーランド旅行の投稿をまとめて再アップするのを忘れていました。トンガ時代のことなので少し古い内容ですが、せっかくなので。

マオリ料理

夏休みをもらって訪れた、ここニュージーランド (南半球なので8月は逆に冬休みですが)。マオリ料理のハンギは、原理はトンガのウムと一緒ですが、なんとこの洗練のされよう。でも、ウムの方がスモークが効いていて美味しいかも。(←強がり)

ロトルア

ロトルアのテ・プイア (Te Puia) に行きました。ちゃんと観光しています。1日10回以上お湯を吹き上げる間欠泉 (ポフツ・ガイザー: Pohutu Geyser) だそうですが、朝からお湯を吹き上げっぱなしだったような。大サービス?。冬 (8月) だけど地熱地帯は暖かくてよかったです。

ブロッケンの妖怪

【ブロッケン現象】 太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲粒や霧粒によって光が散乱され、見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現われる大気光学現象。 光輪 (グローリー、glory) ともいう。山岳の気象現象として有名で、尾根の日陰側かつ風上側の急勾配の谷で山肌に沿って雲(霧)がゆっくり這い上がり、稜線で日光にあたって消える場合によく観察される。航空機から見下ろす雲や、平地でも川霧等に現われることがある。[Wikipedia]

ロトルアの町は普通に天然の温泉が湧いているようで、あちこちで湯気が上がっています。そんなもののひとつを見ていたら、なんとブロッケンの妖怪が!!

いや、実際はもうちょっとそれっぽかったんですけどね。写真にはいまいちうまく写りませんでした。

ムール貝

冬のオークランド。ムール貝のポット蒸しが最高に美味しい!
これでビールでも飲めたら最高なんでしょうけどね。
自分、下戸だし。。

ツチボタル

オークランドから長距離バスに乗って、ワイトモ経由でロトルアに行きました。ワイトモはツチボタルが生息する鍾乳洞がある、世界的に有名な観光スポットです。そろそろと、地下にもぐってツチボタルを見た感想は……。

「ラピュタ・・・」

たぶん、ジブリファンならみんなそう思うでしょう。暗闇に目がなれてくるにつれ、しだいに押しよせる静かな感動。宇宙空間に浮遊したようなたよりない感覚と、淡い光の海に押しつぶされそうな息苦しさ。まるで時間が止まったようでした。

でも、よく考えたら自分、閉所恐怖症だった。あー、ドキドキした。

ヒツジ

ロトルアのヒツジショー。
みんなモコモコでたまりませんでした。
牧羊犬もかしこかった。

住むならどの国?

「住むならどの国?」

そんな話をときどき友人としますが、オークランドはかなりイイ!。季節が穏やかで、都市の利便性は十分ある上、自然環境にも恵まれています。

ヨーロッパに比べれば物価も安いし、標識や案内が英語というのはやはり安心感が違います。世界中から移民を受け入れているので、アジア人がうろうろしていても違和感はなく、各国料理が楽しめるのも高ポイント。

バンコクや香港などアジアの大都会もいいけれど、長く住むならこういう穏やかな街がいいのかなと思います (住んだら住んだでまたいろいろあるでしょうけど)。

東海地震で地元が壊滅したら、いよいよ移住を考えようか…。

ほら貝危機一髪!

クリスマス前、休暇を日本で過ごすためトンガを出発しました。トンガはもう国全体がホリデー気分で浮かれており、空港もけっこうなにぎわい。いつにも増してチェックインカウンターが開いているなぁと思っていたのですが、それにしてはなかなか順番が回ってきません。

やっとのことで自分の番になったと思ったら、突然スタッフが「荷物はオークランドまでですね?」と聞いてきました。いやいや、トランジットで1泊するけれど、そのままスルーで成田までお願いしますよできるはずでしょ、と伝えると、あれこれゴニョゴニョ言い訳が。

空港がうるさくてカウンター越しの声が聞き取れなかったので、こちらが身を乗り出して聞いてみると、どうやらコンピューターがダウンしていて、マニュアル (手書き) でチェックインをしているため、乗り継ぎの手続きができないとのこと。

それでは仕方がありません。荷物は一度オークランドで出すことで納得。しかしここで問題が。ニュージーランドといえば検疫がうるさいことで有名です。スーツケースの中身は厳密にいったら持ち込めなさそうなものばかり。もちろんスルーなら問題なかったのですが、はたしてどうなることか・・・。

そうして到着したオークランド空港。入国カードの検疫部分にも「アニマル/アニマルプロダクツ」の項目があり、そこにはしっかり「貝」という文字が。うーん・・・。これは食料としての貝なんだろうか、それとも貝殻もダメなのか、いかにもお土産という見た目ならいいのか、いやいやこっちのはその辺のビーチで拾ってきたものだし・・・。

そんなことを考えながら、ドキドキしつつX線検査機にスーツケースを通すと、突然、明らかに検査官の眼の色が変わりました。そしてひと言、「貝もってるだろ?」 ドキッ! さ、さすがだ・・・。いや、というか、X線検査機の画面はこちらにも丸見えなんですが、そこには何をどうみても明らかにほら貝というシルエットがふたつ、どーんと横たわっていたのでした。

もちろん、ほら貝✕2だけではなくて、高瀬貝✕3、シャコ貝やらなんやらその他小さな貝殻がたくさん、アクセサリーも貝づくし、それらが丸見えもいいとこだったのです。なんだかものすごーく恥ずかしかったです。後ろの客が笑いをこらえていたのは気のせい・・・?

もう没収かなぁと不安になっていたのですが、すかさず検査官は入国カードを見て、「滞在1日?トランジットか?」とたずねてきました。ハイッ!とキビキビ返事をすると、「じゃ、いいや」てな感じですぐにスーツケースをリリースしてくれたのでした。よ、よかった~。

ということで、なんとかほら貝は日本に持っていけるはこびとなりました。で、翌朝の便に乗るため、オークランド1泊。いい季節だなー。しみじみ。

スープ三昧

さて、オークランド (トランジット泊) で何を食べようかと飛行機の中からずっと考えていたわけですが、まだダイエットの余韻があって胃は小さめ。でもいろいろ食べたい。なやんだ末に、スープでいこうと決めました。なにせスープ好きなんで。

1軒目、シーフードチャウダー。心があたたまるおいしさ。

2軒目、トムヤムクン。こんどは熱く燃えてくる!

3軒目、本当はフカヒレ希望だったけれど、手近に見つからなかったので、前から一度食べたかったラクサをいただきました。濃厚!

以上、3軒をを1.5時間おきに。お腹はちきれそう。。

再びオークランドへ

昨年に続いて、今年も8月のオークランドへ。今回も冬だったので (最高気温12度くらい)、オークランドに着いて最初の食事は The Occidental Cafe へ行きました。

定番メニューのシーフード盛り合わせが美味しかったです。生牡蠣、ムール貝のワイン蒸しやオーブン焼き、サーモン、イカ。実はこれら、トンガでは食べられないものばかり。

体が芯から温まるシーフードチャウダーともども、大満足の美味しさでした。

カフェ@オークランド

朝はカフェで軽めの朝食。カフェラテの模様がうれしい。チーズ・パイン&チーズ・タマネギのホットサンドはチャレンジしすぎでしたけど。

これならトンガの国内線ターミナルで食べられるハムチーズホットサンド (パニーニ) の方がだんぜん美味しいかも。

オークランドの博物館にて

人形ってどこか怖い。。。

いびつな生物

子ども、こわ。。。

ハム諸見里?

ブーブスオンバイク

8月3日、オークランドの目抜き通りで "Boobs on Bikes" という毎年恒例のパレードが行われました。

このパレードは2003年、何かのデモの時に胸を露出した2人の女性が逮捕されたことに抗議する意味で始まったそうです。

オークランド市当局はこのパレードの中止を訴えたそうですが、現行のニュージーランドの法律では、これを禁止することはできないのだそうです。

今となっては沿道に観客を何万人も集めるイベントになっていますが、うーん、トンガとは別世界だ。。

オークランド博物館の呪い

コワスギル、、、、((((;゚Д゚))))

オークランド1泊

年末年始休暇。今朝トンガを出て、明日の飛行機に乗るためオークランドに1泊。町はクリスマス間近でなんとも浮かれ気分。金曜の夜を楽しむ地元の人やおしゃれをした観光客で、どのカフェもバーも大にぎわいです。

楽しみにしていた The Occidental (Belgian Beer Cafe) のムール貝も、あいにくの満席で店に入れず逃してしまいました。

それにしてもカップル&グループばっかり。ワイワイやっているのを見ると、一人旅の寂しさが身にしみます (ただのトランジット泊だけれど)。

気を取りなおして、もうひとつのお楽しみ、Laksa。いつも泊まるホテルの近くにある大衆中華料理屋で、今日はシーフードのラクサを注文。あいかわらずスープが美味しい。ココナッツが効いた濃厚なカレー風スープにエビ味噌っぽい味のハーモニー。素朴な美味しさのトンガ料理も好きですけど、やはり東南アジア料理がもつ重層的な味わいには及ばないかなぁ。うん、満足、満足。

続いて今回のメインイベント、チーズを買いに Countdown (スーパーマーケット) に行きました。さすがニュージーランド、充実しています (でも実はチーズ作りの歴史は長くない)。そして安い。1kg 600円くらいからあります。というかチーズを1kgで買うことって、そもそも日本ではなさそうですが。ただし、今回はボリュームよりもクオリティーをとりました。

NZ Champions of Cheese Awards の金銀銅メダルのシール (2008〜2011年) が誇らしげに貼り付けられたものを中心に、全部で17種類買ってしまいました。中にはひとつのパッケージに受賞チーズ3種類がセットで入っているものもあるし (もちろん同じ会社)、全体的に小ぶりなものばかり選びました (なので計5000円ほど)。とにかくたくさん食べてみたかったんです。以下、買ったもの。

[White Stone] Totara Tasty
[Karikaas] Vintage Gouda
[Hutchinsons] Apricot&Rum Fruit Cheese
[Puhoi Valley] Parmesan, Double Cream Camember, Blue, Feta (cows' milk), Camembert
[Barrys Bay] Chesire, Canterbury Red, Onawe, Massdam, Gouda, Edam, Paprika Havarti, Peppered Havarti, Havarti

日本食もそこそこあるんですよね。いいなあ。

買い物の後またちょっと町を散歩しましたが、幸せそうな人たちを見ていたらだんだん空しさが増してきたので、地味にタイ料理屋でパッタイをテイクアウト。「趣味悪〜」と言われながらもひそかに好きなバニラコークも買って、さっさとホテルにもどったのでした。いやぁ、パッタイ美味しいなぁ。…ニュージーランド料理ぜんぜん食べてないや。

空のグルメ

ニュージーランド航空の機内食、ステーキがおいしかった。最近の機内食はどこのエアラインも進化しているのかな。あんなにちゃんとミディアムに焼けたステーキ (しかもかなりおいしい赤身の肉) を飛行機で食べられるとは、良い時代になったものです。荷物を別送する金額を思えば、最初からプレミアムエコノミーに乗ったのも大正解でした。