1月くらいからバンコクのスーパーのあちこちで山積みされ売られているのを見かけていましたが、最初はホオズキだと思っていました。
子供の頃、庭に生えていたホオズキ(観賞用)の実がなんだか美味しそうだったのでパクリと食べてみたところ、あまりのまずさに涙を流したという記憶の持ち主ゆえ、それを見るたび嫌悪感に震えていたのですが、もちろんケープグーズベリーは食用です。
ある日、職場のスタッフに差し出され、おそるおそる食べてみたところ、これが意外に美味しい。ねっとり甘く酸味もけっこうあって、フルーツの味としてはなかなか上等な部類です。どこかほのかにココナッツクリームを思わせる風味があって、それがトロピカルなテイストを醸し出しているのもグッド。
これはなんだろうと考えましたが、ココナッツクリームを使った甘いタイカレーの感じかなと。しかもグリーンカレー。なぜかというと、ケープグーズベリーってナス科の植物なんですね。グリーンカレーに入っている丸い青ナスとどこか似通った風味だからかもしれません。
今は旬なのでしょう、町で大量に売っているので、高級スーパーでも1パック220円とお手頃価格。旬のうちにもっと食べておこう。