ワット・ピチャイヤート(Wat Phitchayat, Wat Phitchaya Yatikaram)はクローンサン地区に数あるお寺のひとつで、ウォンウィエンヤイのタクシン大王記念碑からチャオプラヤー川にかかるラーマ1世橋に行く中ほどにあります。
歴史はアユタヤ朝にさかのぼるようですが(建立者など不明)、時代とともに遺棄されていたものをラーマ3世の時代に見出され再建されて、王室寺院となりました。
運河沿いにあるため、再建当時は周辺に中国との交易により生まれた廃材などがたくさんあったそうで、それらは再建にも利用されました。
そのためところどころに中国風のデザインが見て取れるそうですが、自分はあまりピンときませんでした。普通にきれいなタイのお寺だなと。