ラックムアンとはその都市の守護神を祀るための柱で、タイの重要な都市で見ることができ、またそれ自体も信仰の対象になっています。
バンコクでは王宮のすぐ正面 (北東角) にありますが、1782年、ラーマ1世がトンブリーからバンコクに遷都するとき、街作りに先立って建立されました (王宮の建設は1784年)。
写真の通り柱は2本。長い方がラーマ1世、短い方は71年後にラーマ4世により造られました。当時、タイは周辺国の脅威にさらされており、戦略上重要な都市に守護をもたらすためラックムアンが次々造られていったそうです。