A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

追悼 聖悠紀先生

昨日はようやくYBC「エアリアル」のコーンポタージュ味をゲットして (清水・静岡になかったので富士宮のイオンまで行って見つけました)、ついに5種類そろいご満悦でした。自分はファーストガンダム世代ですが、「水星の魔女」は久しぶりにハマったガンダム作品です。

そんなご機嫌な気分も、夜になって聖悠紀先生が亡くなられたニュースを目にした途端、急にしぼんでしまいました。

初めて読んだ先生の作品は「超人ロック:魔女の世紀」。たちまちその世界観の虜になり、少年キングの「炎の虎」から「スターゲイザー」あたりまで、あとはさらに初期の作品も読みました。

とくに「光の剣」が好きです。先鋭的なハードSF作品より、ごてごてした異世界モノが好きなのかも。超人ロックで言えばちょっと邪道かもしれませんが。あ、超人ロックのレコードも買ったな。

今日は押入れの奥から先生の作品を何冊か引っ張り出して、数十年ぶりに読み返しました。どの作品も根底には虚無感・ニヒリズムがあるので、大人の鑑賞に耐えうる物語ばかり。今読んでも古びていないと思いました。

本当に偉大な作家でした。ご冥福をお祈りします。