バンコクの中華街、ヤワラート通りの南側に走るソンワート通り(Song Wat Road)は、サンペーン地区の大火を経て新たな道路の必要性が生じたため、1892年、ラーマ5世により建設されました。
位置はラーマ5世が地図上に直接線を引き決めたのだそうです(ソンワート=王が書いたという意味)。長さ1,196メートルと短い道路ですが、チャオプラヤー川と並行しているため荷物の積み出しに便利で、当時も今も問屋街として活況を呈しています。
通りの外観
建物はまだ当時のものも残っていて、古き良きバンコクの雰囲気を醸し出しています。横にのびる小道も魅力的なものが多く、散策にはうってつけ。
お寺
タイのお寺(Wat Pathum Khongkha)や中国寺院 (ラオブンタオゴン) に加えモスク(Luang Kocha Itsahak Mosque)もあり、いろいろな国から商人が来ていたんだなと感じました。モスクはずいぶんモダンな外観です。
グラフィティアート
もうひとつこの通りを有名足らしめているのがグラフィティアート。ピンクの虎(虎が見えなくなってる・・・)、たわむれる像。なかなかユニークですね。
問屋
いろんな問屋があります。桶、紐、そして自動車中古部品まで。なんとも興味深いエリアです。
カフェ
約1kmの道のりに、たくさんカフェがありました。以下、入店してコーヒーをいただいたお店です。まだまだ行きたいカフェ、レストラン多数。
Sunset Cafe (日落)は昔ながらのカフェ。木工製品の販売も。
Yesterday's Tea Roomは当時のモダンを再現したような雰囲気。
Woodbrookは今回一番のお気に入り。チャオプラヤー川を眺めながら。
猫
古い町並みに猫はよく似合います。