帰国するといつも本棚から古いマンガを引っ張り出して読んでいます。30~40年前のマンガは、線こそ時代を感じさせますが、どの作家も特有の絵柄があり、ひとコマ見れば誰のマンガかわかります。
ストーリーにいたっては、むしろ昔のマンガの方が奇想天外で実験的だったのではと思わせるほど。今どきの常識からいえば明らかにぶっ飛んだマンガが多い。
復刻版「バレエ星」を読んだ時は、ありえない設定と超展開に目が点になりながらも、気づいたら無我夢中で最後まで読んでいました。すごいです、この突き抜け方。これも時代の空気だったんでしょうか。