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~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ベトナムNo. 1インスタントラーメン『ハオハオ』

ベトナムは世界で最もインスタントラーメンを消費する国のひとつです。2024年の統計 (AI回答) ですが、国別の総消費量と1人あたりの年間消費量トップ5は次の国々。

国・地域別の総消費量
1位:中国・香港  約438億食
2位:インドネシア 約143.7億食
3位:インド    約83.2億食
4位:ベトナム   約81.4億食
5位:日本     約59億食

1人当たりの年間消費量
1位:ベトナム   約81.4食
2位:韓国     約79.2食
3位:タイ     約57食
4位:ネパール   約54食
5位:インドネシア 約52食

ベトナムのインスタントラーメン市場のシェア率 (小売金額ベース) は、エースコック・ベトナムが34.3%でトップ、次いでMasan Consumerが23.1%と、二強が君臨。

エースコックは様々な商品ラインナップを誇りますが (⇒ウェブサイト)、中でも国内トップの売れ筋はハオハオ (Hảo Hảo)。商品単体でのシェア率は驚異の13.3%です。

フレーバーはいくつかありますが、おそらく人気トップはトムチュアカイ (酸っぱくて辛いスープ)。お店の売り場でもたいていこのピンクの袋が一番たくさん並んでいます。

標準量4100ドン (25円)、大盛り (麺100g) でも6300ドン (38円)。自分もひとつ買ってきて、さっそく食べてみました。うん、酸っぱくて辛くて美味しい。

これはいわゆるトムヤムラーメンです。トムヤムラーメンとは、タイのトムヤムクンのスープに麺を入れた、酸っぱくて辛いエスニックな味わいのラーメン。

レモングラスなどのハーブやスパイスの風味、ライムの酸味、唐辛子の辛味が特徴で、日本では日清カップヌードル「パクチー香るトムヤムクン」でもおなじみです。

もちろん本場タイにもママーというメジャーな袋麺があり、中でもトムヤム味はもっとも人気の商品。自分も好きでよく食べていました。

ママーはちょっと舌の記憶が曖昧になっていますが、ママーとハオハオ、ついでにウズベキスタンで食べた輸入品のトムヤムラーメンの味をくらべてみます。

ママー@タイ
ラーメン単体の写真がなく、あったのはアイスクリームラーメンを作った時のものですが (※当時タイで流行っていました)、イメージは伝わるかなと。透明感のあるスープは酸味と辛味がキリッとシャープでレモングラスの香りも感じられ、目の覚めるような味わい。麺は極細ながらチュルチュルと心地よい食感で、完成度の高さはピカイチ。これぞトムヤムラーメン。

ハオハオ@ベトナム
やや白濁したスープは酸味と辛味がマイルドで、旨味強めの味わい。フライドガーリックの香りが食欲をそそります。麺はブタメンのようなチープさですが、おやつ感覚なのが逆に良いかも。これはこれでとても美味しいと思いました。ママーとは似て非なる美味しさ。ご飯と一緒に食べるなら断然こちらかな。

いずれにしてもこの看板商品が、ベトナム人の胃袋をしっかり掴んでいることは間違いありません。エースコックという日本企業の現地化戦略が生んだ、奇跡の国民食。なお、ハオハオは日清チキンラーメンのようにお湯を注ぐだけでも作れますが、今回は鍋で煮て作りました (上のママーも同じく)。

Tasty Treat@中国
ウズベキスタンで売られていた中国製袋麺。緑色のレモンスパイシー味を、トムヤムラーメンと期待して購入。しっかり酸味と辛味があって、トムヤムラーメンと言っても差し支えないと思いましたが、フワッと鼻に抜ける八角の香りが、少し中国寄りの味わいだなと。麺は可もなく不可もなく。トータルでは悪くなかったです。

ガウドーVIP@ベトナム
こちらもウズベキスタンで買った、トムヤム味のカップ麺。実はベトナム製でした (Gấu Đỏ)。輸入品なので値段が高い (21,600スム/260円 ※2024年当時)。スープは美味しかったです。間違いなくトムヤムクンの味。麺はカップ麺としては標準的 (つまりチープ)、具材は乾燥エビを期待しましたが、残念ながら大豆ミートでした。ベトナムでは1万ドン (60円) くらいだそうです。こんど探して買おう。

※参考過去記事:トムヤム味なら間違いない