2026年8月8日に創業100周年を迎えた集英社。その記念事業のひとつとして始動したのが、「マンガ100言語100万ページ翻訳」プロジェクト「MANGA MILLION (マンガ ミリオン)」です。
「ONE PIECE」を筆頭に約400作品・100万ページ分を100以上の言語へ翻訳し、2026年8月から2027年12月までの期間限定で特設サイト (⇒コチラ) にて無料公開されます。
日本国内から閲覧できるのは「ONE PIECE」のみだそうですが、ここベトナムからアクセスしてみると、当然ですがどれも読むことができます。
ベトナム語に翻訳済 (少なくとも1巻以上) のものを検索すると、現在55作出てきました。タイ語はもっと多いし、アラビア語もあればなんとアムハラ語 (エチオピア)まで!

英語版のみですが名作「ホットロード」もありました。こういう当時の世相や時代の空気感を切り取った物語って、今の世代、しかも海外の人が読むとどう思うんだろう。感想が聞きたい。
* * *
自分は昔、近所のお兄さんが買ってくる少年ジャンプとマガジンを毎週読ませてもらい、たまに遠くの友達の家に行って少年サンデーをまとめ読みしていました。
家では姉が買う別冊マーガレット・花とゆめ・LaLa・ぶ~けなど少女漫画を読み、自分は月間OUT・少年少女SFマンガ競作大全集・リュウをできるだけ買っていた感じ。
漫画雑誌の定期購読はもう全然できていません。数年おきに帰国し数ヶ月いる間に、完結した漫画の評判を調べてから、単行本を買ってまとめ読みというパターンです。なので当然、どれも面白い。
でも、雑誌で読んでいた頃の、「興味なかったのに読み続けていたら意外に面白くてハマった」「この面白さがわかるの自分くらいじゃない?(ドヤ顔)」といった体験は、もう長らくありません。そこは少し寂しい気持ちも。
かといってデジタルで雑誌を買うのもなんだかなあと。タイにいたとき突然「東京喰種」が読みたくなって、:re まで含めて電子書籍を購入し一気読みしました (バンコクには紀伊國屋もありましたが、帰国時に持って帰るのもなと思い電子版を購入)。
面白かったです。読んでよかった。でも、スワイプで先に進む軽快さから、あっという間に読めたと言うか、ストーリーを情報としてインプットした感が無きにしもあらず。
雑誌・単行本など紙媒体を手に持って指でめくりながら読むのとくらべ、物語への没入感が浅いような気がしました。
自分は子供の頃から漫画を読み始めると周りの音・声が消えるタイプで、なぜか漫画には異常な集中力を見せました。電子書籍では、この現象がなかったかも。
「あの場面どうだっけ?」と特定のページをパッと見返すのも、紙媒体の方が簡単です。繰り返し、行きつ戻りつ読むなら、紙の方が断然いいですね。
ということで最後は電子書籍にケチをつけてしまいましたが、ウェブで日本の漫画が読めるなんて、こんな最高なことはありません。
自分のお土産として「タコピーの原罪」ベトナム語版は買っていましたが、職場のベトナム人スタッフ (日本好き) に貸そうかどうか迷っていました。名作だとは思うけれど、読み手にスキルが求められるとも思うし。とりあえずこのサイトを教えよう。

※関連過去記事:ディンレー通りの本屋街