聖ヨセフ大聖堂 (ハノイ大聖堂: Map) の近くにある「バインミーママ (Bánh mì Mama)」(Map) は、ハノイに数あるバインミー屋の中でもとくに外国人に人気のお店です。
自分は大聖堂を起点に旧市街を散策することが多く、もう何度このお店の前を通ったかわかりませんが、いつ行ってもツーリストが行列を作っています (写真は別々の日)。


ある日、勇気を出してお客をかき分け、「注文できますか」とバインミー調理中の店員に声をかけたことがありました。
すると店員は壁の「注文方法」のボードを指さし、「わかった?」とばかりにこちらを一瞥すると、再びバインミーを作り始めました。
なるほどねと思いつつボードを読むと、まず整理券をもらう、順番に店員に注文を伝える、番号が呼ばれたらお金を払ってバインミーを受け取る、という手順でした。
ところが、誰がどこで整理券を配るのかがわかりません。腹ペコで待っているお客はみんな店員を凝視、その視線を受けながら店員2名は粛々とバインミーを作っています。
その殺伐とした雰囲気に、なんだか心が折れてしまい、結局その日もギブアップ、そそくさとお店を離れてしまいました。
ところがこの週末、再びお店の前を通りかかると、ちょうど整理券を配っている最中でした。これはラッキー。スッと最後尾に並び、シレッと整理券をゲット。
ようやくシステムがわかりました。どうやら、10人くらいずつ整理券を配ってはバインミーを作るということを繰り返しているようです。
10人が1個ずつバインミーを買うわけではありませんから、1サイクルでバインミーが20個くらいは作られるイメージです。
店員2人がかりで作っているとは言え、当然時間がかかります。パンに焼きも入れるし最終工程 (野菜のトッピングなどの確認) はお客一人一人に丁寧に接していますから。
自分も整理券をもらってからバインミーを受け取るまで20分ほど待ちました。整理券が配られた直後だったとしたら (1回もらいそこねたら)、待ち時間はもっと長そう。
ということで、念願のバインミーをようやく買うことができ (4万ドン/240円)、この日のお昼は達成感とともに、美味しいバインミーに舌鼓をうったのでした。
