A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

こんなにあった!フォー七変化

ハノイに来てフォーの美味しさをあらためて知りました。とくにハノイのフォーはスープがクリアで塩気控えめ出汁感多め、シンプルかつ上品な味わいです。

一方、麺のバリエーションが乏しく、どこで食べてもあまり違いは感じられません。どこも安定して美味しいと言えますが、逆にフォーの汁麺ばかりでは飽きてしまいます。

ということで、フォーの汁麺以外にもいろいろな形態を食べています。もちろんこれらは、ベトナムに来て初めて知ったものばかりです。

中には「お、これは!」と目を見開くような、想像を超える美味しさのフォーもありました。では、そんなフォーの七変化をご紹介します。みなさんいくつご存知でしたか?

①汁ありフォー (Phở nước)
フォーと言えば、まずは牛肉フォー (フォーボー) の汁あり (ヌク/ヌォク) です。自分もいの一番に食べたのはこれ。牛肉は半生が選べたり、部位が選べたり、実は奥が深い。ただ、確かに美味しいのだけれど、自分のバカ舌にはちょっと上品すぎる。

日本では鶏肉フォー (フォーガー) が多い印象ですが、ハノイではわりとマイナー。といっても、やはりフォーガーも美味しいです。自分はまず汁麺からいただきました。牛出汁よりは鶏出汁の方が味の違いがわかりやすいかも。フォーボーとフォーガーはそれぞれ専門店があります。

②混ぜフォー (Phở trộn)
汁麺に飽きてきた頃、なんとなくフォーガーの汁なし混ぜ麺 (フォーチョン) を注文。少し濃いめの味付けに飢えていた自分には、醤油感強め (やや) のこれがちょうどハマりました。鶏肉だったのも良かったような気がします。蒸し暑いハノイで汁麺を食べると汗だくになりますが、混ぜ麺はその点少しだけマシ。夏場はフォーチョンで決まり。

③つけフォー (Phở chấm)
つけ麺タイプのフォーチャムもあります。幅広にカットしてあるので細麺のフォーとはまた違った味わいがあり、フォーの新たな一面を見ました。スープが熱々だったのも良かったです。提供店は少なめ、もっと広まってもいいのに。

④生フォー (Phở cuốn)
カットする前のフォーです。くるくる巻いて食べることからでしょうか、フォークオンと呼ばれます (クオン=巻く)。巻きフォーと呼んだ方がいいのかな。細麺にするとなんとも頼りない食感ですが、シート状だとさすがにもちもち食感が強く、新鮮な気持ちでいただきました。

⑤焼きフォー (Phở xào)
細麺をフライパンで炒めたフォーサオ。かりかり部分が香ばしく、同じフォーとは思えない美味しさでした。現状、一番お気に入りのフォー。細かく言うと、フォーサオゾン (表面クリスピーな焼きフォー:写真) とフォーサオメム (焦がさずソフトに炒めたフォー) があるようです。

⑥厚揚げフォー (Phở chiên phồng)
生フォーを何枚か重ね、四角く切って油で揚げた、揚げ餅みたいな食感のフォーチエンフォン。表面さくさく、中はもっちりねっちり。意外と重たい食べ心地なので、だいぶお腹にたまりました。写真はフォーゾン (揚げ麺) とのミックス盛り。

⑦揚げフォー (Phở Giòn)
フォーゾンは直訳すればクリスピーフォー。細麺を油でかりかりに揚げたものです。卵を絡めるパターンも (上の写真)。ちょっと油がきつい。中にはかりかりを通り越してがりがり食感のものもあるため、口の中を傷つけないよう注意が必要。牛肉野菜炒めと一緒に食べるのが定番。

以上、フォーの形態7種類でした。これらをローテーションしていけば、まだまだフォーを飽きずに食べることができそうです。