A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

つけ麺の国ベトナム

日本

日本ほど「つけ麺」をよく食べる国はないと思います。そば・うどん・そうめん (ひやむぎ)・ラーメン。それぞれバリエーションも多いし、お昼ご飯なんか毎日つけ麺でもぜんぜん大丈夫。

うちの隣町では「つけナポリタン」まで創作しましたからね。本当に、日本人ほどあらゆる麺を「つけて食べよう」とする国民は珍しいです。

ウズベキスタン

ウズベキスタンのトマトうどんこと、ラグマン。汁麺・炒麺に加え、麺と汁が別々に出される形 (アイリムサイ) もありましたが、汁は結局ドバッとかけて食べていました。なのでつけ麺ではない

タイ

日本に負けず劣らず麺を食べる国タイ。自分もいろいろなスープヌードルをいただきましたが、つけ麺は食べた記憶がありません。

米粉のタイ風そうめん「カノムジーン」は、グリーンカレーやイエローカレーでご飯代わりによくいただきましたが、これもつけ麺とは違います。

ベトナム

つけ麺大好きな自分がハノイに来て驚いたことのひとつが、ベトナムはつけ麺が多いこと。タイ料理と同じでつけ麺はなさそうと想像していたら、大違いでした。

その筆頭はハノイ名物、ブンチャー。米粉の細麺ブンを甘酸っぱい汁につけていただくつけ麺で、豚焼肉と一緒にいただくのが定番。ハーブもどっさり。

発酵させた米粉汁を薄いクレープ状に蒸したバインクオンもブンチャーと同様、汁につけていただきます。

フォーの細麺にカットする前のシートをそのままいただくフォークオンも麺類のひとつと考えれば、具材を巻いた後それを汁につけて食べますから、これも一種のつけ麺。

うなぎ料理が有名なベトナム中北部ゲアン省では、バインクオンによく似たバインムオットを、うなぎスープにひたして食べるのが定番。バインクオンより気持ち厚めでもちもち感強めな気がしました。

ブンダウマムトムは、エビ発酵調味料のマムトムに砂糖と油、ライム果汁を入れよくかき混ぜてタレにし、茹でた後まとめてぶつ切りにしたブンをつけていただきます。

ブンカーは名前のとおりフィッシュヌードルです (カー=魚)。ブンの汁麺は他にもたくさんありますが、ブンカーだけはつけ麺タイプ (ブンカーチャム) も提供するお店が多いです。なぜだろう。

フォーにも汁フォー・混ぜフォー・焼きフォーなどいろいろありますが、フォーチャムというつけ麺タイプも、お店は限られますが探せばすぐ見つかります。

ハノイ旧市街の Pho Mai (Map) でいただいたフォーチャムは、よく見るフォーの細麺ではなく、もっと幅広にカットした麺でした。

鶏の旨味が効いたチキンスープは熱々で提供されます。スープの具はタケノコがたっぷり、茹でた鶏肉は別皿。スイートチリソースも付いてきました。

普通のフォーより幅広のためずっと食べごたえのある麺はスープとよくからみ、実に美味しかったです。値段も4万ドン (240円) とお手頃。このお店、また行こう。

以上、ベトナムのつけ麺でした。いかんせん米粉麺ばかりなので、味わいのバリエーションは少なめ。ここは日本に軍配ですね。