A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

甘くてしょっぱいベトナムの塩コーヒー

Cà phê muối (カフェモイ/カフェムォイ) は、そのまま訳せば「塩コーヒー/ソルトコーヒー」。甘苦いコーヒーの上に塩気のあるホイップクリームを載せた1杯です。

コーヒーの甘さとクリームの塩気が絶妙なマッチングを見せ、名前から感じる微妙な印象とは裏腹に、とても飲みやすいコーヒーです。

10年ほど前に中部フエで流行し、ベトナム全土に広がった人気のカフェメニューだそう。ベトナムには他にもエッグコーヒーやココナッツコーヒーなど、少し変わったコーヒーがありますね。

塩コーヒーはまだハノイの3軒でしか飲んだことがないので、おすすめがどうこうはなかなか言えませんが、確かに違い (お店の個性) はあったかなと。

Cafe Năng Tường (Map)
初めて塩コーヒーをいただいたカフェ。挨拶しながら入店し、あまりに狭いのできっと2階があるかと思っていたら、ここに座れと言われ1階の道端に着席。

ベトナム名物、プラスチックの小さなイスに腰掛け待つことしばし。とにかくこの日は蒸し暑かった。

通りの反対側にあるハイランズコーヒーはきっと冷房が効いているんだろうなと恨めしくにらんでいたら、ほどなく塩コーヒー到着。

まずはクリームをパクリ。うむ、甘しょっぱい、美味しい。続けて柄の長いスプーンでコーヒーをすくい、クリームと一緒に口の中へ。

ほほー、これはこれは。甘苦いコーヒーと塩クリームの相性は想像以上に良かったです。なんだろう、くせになる味。スプーンを運ぶ手が止まりませんでした。ご馳走様。

Vintage 1976 Cafe (Map)
続いて訪問したのは、我が家からほど近いビンコムセンター・バーチエウの横にあるカフェ。場所柄、お客はベトナム人から外国人まで多様。

店内は色褪せたパステルカラーの木製椅子や天井扇など、フレンチコロニアルとヴィンテージが混ざったような、ハノイらしさを感じる空間。

落ち着いた雰囲気はとても良かったけれど、堅いんですよね、木の椅子の座り心地って。お尻の皮が厚くないと長居は厳しいかも。

ここの塩コーヒーは、2軒目だからわかりましたが、クリームの口当たりがけっこう違う。こちらはだいぶゆるめです。実際、スプーンではなくストローで飲みました。

ホイップクリームは1軒目のようにしっかり角が立つタイプではなく、もっと滑らかで水分を感じます。コーヒーとよくなじみ、全体的に穏やかな味わいにまとまりました。

Cà Phê Muối Huế (Map)
カフェムォイと名がつくカフェを調べてみたら、意外とたくさんありました。せっかくなのでカフェムォイ・フエというそのまんまの店名のカフェを訪問。

土曜の朝午前10時、店内はほぼ満席。みんなのテーブルををチラ見したところ、塩コーヒーと思しきものを飲んでいる人もチラホラ。

塩クリームは上の2店とはまた違って、かなりネットリしていました。これはこれで美味しかったけれど、ますます正解がわからなくなりました。というか、店名からして当然ここが正解、なのかな・・・?

氷がかなり多かったので、カップを傾けコーヒーを飲み干そうとしても、クリームが氷にまとわりついてうまく落ちてきません。

なのでしばらく氷が溶けるのを待ちました。まあそんなに急がもっとずのんびりしろという、天の采配だったのでしょう。

ということで、エッグコーヒーに続いて (⇒コチラ)、塩コーヒーもなかなか美味しいものだなと。こちらももっとカフェを探したい。