A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

美味しいピッツァに舌鼓@Pizza 4P's

いま住んでいるアパートの周辺にはベトナム料理のお店に混じってピザ屋が4軒もあります。値段の割にどこもよくお客が入っているので、意外と普及しているんだなあと。

どうやら、とくに都市部の若者・家族層では、ピザはすでに特別な外国料理ではなく、かなり日常化しているとのこと。

ハノイやホーチミンでは、週末の外食・友人との集まり・デート・子どもの誕生日などで、ピザ店は普通に選択肢に入ってくるそうです。

代表的なのは、ベトナム発のピザチェーンである Pizza 4P's や、海外系の Pizza Hut Vietnam、Domino’s Pizza Vietnam など。ご当地ピザとかもあったり (↓)。

とくに Pizza 4P's (ピッツァ フォー ピース) はベトナム人客の割合がかなり高く、外国人向け店というよりは、ベトナム中間層〜富裕層の定番レストランになっています。

Pizza 4P’s はベトナム発の本格ピッツァレストランで、日本人オーナーによってホーチミンで創業されたお店です (⇒外部サイト記事:料理通信)。

2011年の開店以来、その味はたちまち評判を呼び、ハノイやダナンといったベトナムの主要都市に続々支店がオープンされました。日本を含む諸外国にも海外展開し、今年はアメリカにも。

ハノイに到着してすぐの頃、ベトナム人スタッフに何かおすすめの外食店はあるかと尋ねたところ、開口一番、Pizza 4P's の名があげられました。

実は日本を出る前に知人 (ベトナムによく出張している日本人) からもおすすめされていたので、現地人にも外国人にも人気があるんだなあと実感しました。

その人気の理由は、"Farm to Table" (農場から食卓へ) を掲げた新鮮食材に対するこだわり。また自社でチーズ工房を持ち、モッツァレラやブッラータなどを丁寧に手作りしているそう。

現在、ハノイには少なくとも15店舗あるようです。これだけ増えるとクオリティコントロールはどうなんだろうと不安にもなりますが、そんな心配は杞憂に終わりました。

先日、何人かで連れ立ってハイバーチュンの Pizza 4P's (Hoang Thanh Tower) に行ってきましたが、スタッフの気遣いが行き届いており、料理もとても美味しかったです。

お店に入るとすぐに大きなピザ窯がありました。こうして手作りしているところを目にすると、その後にいただく料理も殊の外美味しく感じるものです。

ブルーチーズが入ったクアトロチーズピッツァ (248,000ドン/1488円)、チーズは香り高く濃厚、香ばしく焼き上がったピザ生地はソフトでモッチリしていて大満足。

ラザニアとクリームパスタは人数分を最初から小皿に取り分けてくれたのでちゃんとした盛り付けの写真はありませんが、どちらも納得の美味しさでした。

ケールサラダにクリーミープディング、最初から最後まで抜かりなし。ドリンクも飲んだし普段の食事代よりはずっと高くなりましたが、その価値は十分あったと思います。

1人で食べるにはちょっともったいないと言うか、せっかくなら楽しく語らいながら食べたいので (美味しいからつい饒舌に)、次も来るなら誰かを誘わなくちゃ。

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数日後、アパート近くのローカルっぽい小さなピザ屋さんで1枚テイクアウトしましたが、ペパロニピザがLサイズで18万ドン/1080円と、なかなかのお値段でした。

この規模のお店でピザ生地も出来合いなのに、この値段はなかなか強気だなと思いましたが、まあ美味しかったから良しとします。

ハノイには他にもたくさんピザチェーン店がありますが、それらの値段を調べたところ、4P'sにくらべて決して安くもなく、だったら4P'sに行った方が断然いいよなと思ったのでした。

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それにしても、ハノイで普段食べるベトナム料理 (フォー、ブンチャーなど) は4万~8万ドン (240~480円) ですから、1枚15万ドン (900円) 以上はするピザは、パッと考えると割高感はありますね。

ただ、例えば日本で800円のラーメンと2000円のイタリアンをくらべても仕方ないし、イタリアンが食べたい気分の時は、「でももったいないからラーメンにしよう」とは考えないものです。

自分もそうですが、ベトナム人にとってピザは、毎日の食事としてはまだ違う、週末の外食や友人とのシェアなら良い選択肢、SNS映えやオシャレ感狙いなら大いにあり、といった感覚です。

東南アジアは熱帯気候で乳製品の保存が難しく、ヨーロッパ型の熟成チーズ文化は育ちませんでした。なので今も基本は輸入、そのためチーズ料理はどうしても割高になってしまいます。

ひとつ朗報があって、フランス企業が総額1,670万ユーロを投資し、ベトナムにチーズの生産拠点 (ASEAN向け) を構築するそうです (ホーチミン市ベル・ベトナム工場第2期拡張プロジェクト)。

2027年3月完成予定、生産能力は年間2万トンへと倍増する見通し。来年の今頃は、大量生産された国産チーズが安く出回ることを願います。