1年ちょっと前、これまで食べてきた麺料理の中で一番美味しかったのはどれだろうと、かなり悩みながら順位をつけました。まず、ジャンルごとのまとめ記事は次のとおり。
・拌麺・まぜそば・油そば
・炒麺・焼麺・揚麺
・海外のスープヌードル
・日本のスープヌードル
・パスタ系
これらからなんとかベスト20を決めましたが (⇒コチラ)、今回はベスト10+焼きそば系をピックアップ。
マイベスト3(1位~3位)
■ミーアチェ (汁なし)@インドネシア
インドネシアにもいろいろな麺料理がある中で、個人的イチオシはミーアチェ。アチェ州のご当地料理で、独特なスパイスを使ったカレー風味の麺料理です。汁なし (ゴレン=炒麺)、汁だく、汁そばのうち、自分は汁なしが一番好きでした。具材はイカ・エビ・肉など各種ありますが、なんといってもカニが見た目も味も最上。


■カオソーイ@タイ
北タイのカレーラーメン。ココナッツミルクが効いていて、日本のカレーラーメンとは味わいが異なります。お肉はビーフもありますが、チキンが定番。上に必ず揚げ麺が載っています。そんなに辛くなくマイルドで旨味たっぷり。日本でも流行ってほしい。


■ラグマン@ウズベキスタン
スープは赤いけれど辛くはなく、トマトとピーマンが効いた味は日本人にも食べやすいと思います。お肉は羊を使うお店が多い (それか牛)。何より麺 (手延べ麺) が美味しいです。ツルツルしていてコシがあって、まさに中央アジアのうどん。


マイベスト10(4位~10位)
■ラートナー・ミークローブ@タイ
タイ風あんかけ焼きそば。茹で麺にあんをかけたものもありますが、自分はミークローブ (揚麺) が好きでした。タイの麺料理だと個人的にはかなり上位。バンコクには専門店がたくさんあって、自分もあちこち食べ歩きました。

■西紅柿鶏蛋拌麺@ウズベキスタン (中華)
中国では日常の家庭料理として一般的な「西紅柿炒鶏蛋」。トマトと卵 (鶏卵) の炒めものですが、材料費も安くシンプルながら、これがとても美味しいんです。そしてこれを使った麺料理が「西紅柿鶏蛋麺」。湯麺 (スープヌードル) と拌麺 (汁なしまぜ麺) があり、両方美味しいですが、まぜ麺の方がハズレなしでおすすめ。

■コブルマラグマン@ウズベキスタン
汁なしの炒め麺 (フライドラグマン)。味付けは醤油系とナポリタン系に分かれ、ウイグル料理店の看板を出すお店は醤油系のような気がします。ウズベキスタン料理店ならだいたいナポリタン系。どちらもそれぞれ美味しさがあり、甲乙つけがたいです。


■シビットオシュ@ウズベキスタン
ホラズム地方の名物料理で、香草ディルが練り込まれた緑色の麺が特徴。かなりローカル色の強い料理ですが、見た目はお洒落なイタリアンですね。ディルの香りがさわやかで、とても美味しいです。大好き。

■蝦雲呑麺@香港
プツプツと歯切れのよい細麺の食感や独特のにおい、滋味あふれるスープの旨さ、何よりプリプリと弾力のあるエビワンタンが最高としか言えません。タイのワンタン麺とは明らかに違いました。どちらもそれぞれ美味しかったですけどね。

■ロブスターパスタ@トンガ (イタリアン)
大洋州に浮かぶ小さな島国トンガ。イタリアンレストランは掘っ立て小屋のようなお店を含めて当時5軒しかありませんでしたが、どこも美味しいパスタを提供してくれました。写真のこれはほぼロブスターの力なので、ちょっとずるいかも。美味しいに決まっていますからね。

■海鮮ジャージャー麺@フィジー (中華)
首都スバにあった中華料理屋の一品。お店のマスターはジャージャー麺と言っていましたが、果たして中国本土で言うところの炸醤麺なのかは不明。ただし、本当に美味しかったです。とくにシーフード。

マイベスト20から焼きそば系ピックアップ
■パッタイ@タイ
バンコクにはパッタイの名店・人気店がたくさんあり、自分の好きなお店を探すのも楽しみのひとつでした。自分のお気に入り店は、ティップサマイ (下1枚め) とパッタイファイタル (下2枚め)。ティップサマイは甘酸っぱいタマリンドソースが効いた伝統的な味付け、パッタイファイタルはパッタイそのものも美味しいですがレア気味に調理されたお肉が他店にはない美味しさでした。


■パッシーイウ@タイ
「(麺の) 醤油炒め」という名を持つシンプルな炒麺。センヤイ (幅広ライスヌードル) のモチッとした食感と、少し甘めの醤油味が、何度食べても飽きの来ない美味しさでした。シンプル・イズ・ベスト。


■富士宮焼きそば@日本
自身は少々食べ飽きたところもありつつ、久しぶりに食べるとやはりこれが一番かもと思える、どこか抗えない美味しさがあります。世界に打って出ても十分戦えるポテンシャルがあると信じています。

* * *
さて、標題にもありますが、「じゃあ焼きそば系だけなら一番は?」という問題。麺料理全体の1位がインドネシアのミーアチェ・ゴレンなので、やはりいま考えても個人的な一番はミーアチェで変わりなしです。もちろん「美味しいお店のやつ」という条件は付きますが (ぜひアチェに行って食べてほしい)。
「インドネシアの焼きそばならミーゴレンは?」と言われそうですが、自分の場合、それほど美味しいミーゴレンを食べたことがないので、ベスト20にも入れませんでした。ほとんどみんなインスタントの袋麺を使っていましたしね (ソースはそれなりにお店独特)。一例、激辛ミーゴレン (↓)。
