A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

AIよりも人間がいい(Microsoftにはしてやられてばかり)

コチラに書いたように、タイとウズベキスタンで8年使ったThinkPad X270を、先月ThinkPad X13 Gen3に買い替えました。Amazonの中古品 (整備済み品) ですが。

急なタイミングだったため、X13が手元に届くとすぐにひととおりのセッティングと必要なソフトウェアをインストールし、なし崩し的に使い始めました。

しかしそうしてひとつ大きな山場をしのいだ後は、あらためて、いろいろ気になることが出てきました。外部HDDへのコピーがやけに遅いとか、他にもあれこれ。

SSDも256GBとやや心許なかったので、SSDの交換と、Lenovoの手順に従ったリカバリー (工場出荷時の状態に復帰) に着手しました。

まずはリカバリーディスクの作成から。Lenovo PCでコチラにアクセスすれば、パソコンを識別し、製品に合ったWindows+ドライバー群を入手できます。

USBメモリ (32GB推奨) への書き込みも、一連の指示に従い簡単にできました。ただしダウンロードサイズは15GB近くあるので注意。

新たに購入したSSDは高速なPCIe Gen4x4対応のM.2 2280 NVMe SSD、容量はあれこれ迷って結局512GBにしました (13,000円)。1TBは値段も高いしちょっと持て余すので。

X13にもともと装着されていたSSDはPCIe Gen3ですが、X13もGen3になってSSDはGen4対応になったそうなので (書き方が紛らわしい・・・)、これだけでも交換の価値あり。

念のため、X13の起動プロセス中にF1キーを連打してBIOS (UEFI) メニューを開き、内臓バッテリーをオフにしました (Disable Built-in Battery)。電源は自動で切れます。

AC電源も抜いてから、X13をひっくり返して底面カバーを外し、SSDを交換。カバーを戻すまで5分もかかりませんでした。整備性抜群。

USBメモリー (リカバリーディスク) をX13に挿し、電源オン。F12キーを連打し、USBメモリーから起動を選択すると、OSの再インストールが始まりました。

何度かOKとか次へボタンを押したかと思いますが、基本的には何も問題なくインストールは進行し、無事に起動プロセスへ。

ここからいろいろ質問が始まり、途中、Microsoftアカウントにサインインするかと問われ、あまり深く考えずにOKして進みました (どうせ後でサインインするので)。

すると、「使い慣れた設定を復元する」とのメッセージが。やや困惑しましたが、最終的に立ち上がったWindows11のデスクトップは、確かに自分が施したレイアウト  (Windows10風) でした。

自分がインストールしたソフトも、アイコンだけは出ています。こうした設定・環境を自分の意志でバックアップした覚えはありませんでしたが、Microsoftアカウントにサインインするということは、つまりこういうことだったんですね。

気づかぬうちにパソコンの中身を見られていると考えると、あまり気持ちの良いものではありません。いつの間にか自分のデスクトップ環境の情報を吸い上げられているわけですから。

まあそれはさておき、せっかくOSがまっさらになったのに、またも問題が。おそらく古いSSDの時にWindowsアップデート (25H2の追加更新) を一時停止していたせいかもしれません。

数日前、図らずも25H2の追加更新 (ダウンロード) が始まってしまったので、あわててネット検索すると、フリーズなど不具合が多発しているそう。なので即、一時停止

しかしX13のWindows11のバージョンが初期状態の23H2になったので、さすがに25H2にはしたいなと、アップデートを再開したかったのですが・・・。

ない・・・、「更新の再開」ボタンがないんです。ネット検索すると、同じ問題が世界中で多発しており、解決法も様々なものが提示されているものの、どれも効果なしでした。

さすがにシステムを手動でいじるのは避けたかったので、すべての方法を試したわけではありませんが、一旦断念。しばらく23H2のままでもいいやと。

さて、さらなる問題発生。X13入手後、すぐにMicrosoft-Office 2024を購入し、X13ともう1台のミニデスクトップPC (Lenovo ThinkCentre M630e) にインストールしました。

X13の内蔵SSDを交換したとは言え、パソコン自体は同じものです。製品のシリアルナンバーだって当然同じ。そんなのMicrosoftの監視技術ならすぐわかるでしょう。

しかし、新しいSSDに入れたOfficeをアクティベーションしようとしたところ、「すでにライセンスを使い切っています (2台まで)」というメッセージが出てしまいました。

なんとなくそう言われるのもわかります。でも、同じパソコンですからね、3台目で使うわけではありません。なぜこういうことはわかってくれないのかな。

Microsoftヘルプによれば、こうした場合、ライセンスは転送可能とのことでしたが、とにかく人を小馬鹿にするためだけに作られた世界最悪のプログラムであるMicrosoftヘルプには、本当に何ひとつ解決してもらったことがないんですよね。

リンクのたらい回しとAIによる無機的かつ無慈悲な回答のオンパレード。だって、「ライセンス転送についてはココ」のリンクに飛んだら、結局Officeを新たに購入するしかないと言われて終わりですから (このAIがまた超ムカつく)。

その日は夜中までネット検索と試行錯誤を続けましたが、解決できずに就寝。翌日はAIの回答に「電話する?」と出てきたので、疑心暗鬼になりつつ電話をかけました。

結論から言うと、折り返しの電話がすぐにあり、オペレーターとのやりとりによって、事態はほんの数分であっという間に解決したのでした (アクティベーション成功)。

最近の自分はAI (ChatGPT) がないと生きていけないかもなんて思ったりしたこともありましたが、やはりAIより生身の人間の方が良いなあと痛感しました。

Windows95から使い始めてもう30年になると言うのに、Microsoftからは一向に歩み寄ってくれる気配がないなと、なんだかとても悲しくなった数日間でした。