サトー豆 (タイ語:สะตอ/サトー) は、タイ南部や東南アジアで食される、ネギやニンニクに似た硫黄系の強烈な香りが特徴の「臭豆 (Stink Bean)」です。
和名はネジレフサマメノキ (⇒Wikipedia)。独特のほろ苦さとサクサクした食感があり、炒め物やサラダ、カレー、または生でそのまま食べられます。
タイでは南部が特産ですが、バンコクの市場でも大きな房ごとよく束にして売られています。タイ人の同僚 (バンコク生まれ) もサトー豆が大好きと言っていました。

南タイ料理のレストランでは、サトー豆とエビの炒め物 (パッサトークン) が定番メニューでした。


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インドネシア人もサトー豆 (インドネシア語:Pete/プテ) が大好き。「自分もプテが好きだよ」と同僚に伝えると、「お前はわかっているな」と、みんな喜んでくれました。
よく食べていたのは、アヤムゴレン (揚げ鶏) の付け合せ。テンペゴレンとプテゴレンは定番でした。


スマトラ島に行った際、パダン料理のお店でサンバルプテ (プテの辛味調味料和え) もいただきました。辛くて臭くてなかなか乙な味でしたよ。


オナラとかそっち方面のジョークが大好きなインドネシア人。「プテを食べたからオナラが臭くてさww」などとわざわざ話しかけられたことも何度か。
実際にはニンニクほど強烈な臭いではないし、意外と食べやすい豆です。でも、たしかに翌日のトイレはちょっと臭かったような気もします。
いずれにしても、ニンニクやネギと同じくその個性的な臭いから食欲増進効果があり、また栄養価も高く、体にはとても良い食べ物です。
