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「アジアで最も甘い国」で減糖作戦スタート

台湾メディア "Record China" がこのほど、タイ政府が国全体を対象とする「減糖作戦」に着手したという話題を紹介しました。

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タイでは甘い飲料の消費が非常に多く、国民の砂糖摂取量はWHO推奨の3倍以上に達しています。

これにより肥満や糖尿病などの慢性疾患が増加しているため、タイ政府は飲料の糖分を減らす「減糖政策」を推進。

2025年2月からは大手飲料企業9社と協力し、「普通の甘さ」と表示される飲料の糖分を従来の約半分に引き下げる新基準を導入しました。

タイ政府はこれまでにも糖税の導入などで企業に減糖を促しており、飲料の砂糖量は実際に減少しているそう。

一方で、甘さが魅力の飲料文化があるため、味が落ちるとして一部の店主などからは反発も出ています。(記事ここまで)
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たしかにタイの飲み物は甘かった記憶があります。普段はブラックコーヒーばかり飲んでいたので、あえて激甘ドリンクを頼んだことはほんの数回でした。

時には、「ブラック」や「甘さなし (マイワーン)」と頼んだお茶・コーヒーが、なおも甘かったこともありました。

ブラックは無糖にあらず
人気店「モンノムソット」でクリームたっぷりのトーストとブラックティーを頼んだところ、紅茶がしっかり甘かったです。ブラックは無糖ではなく、単に色的なこと (ミルク無し) だと知りました。

外資系カフェや、ローカルでも本格的なカフェだとコーヒーは最初から無糖 (テーブルに砂糖あり) でした。

ローカルのケーキ屋だと、コーヒーは甘いのがデフォルトな気がします。なので注文時に、甘くしないでと伝える必要がありました (お店による)。

次の写真、Tim Hortons (カナダ系のドーナツ屋)、当然ブラックコーヒー。甘いドーナツとベストマッチ。

こちらはローカルのケーキ屋。ケーキと一緒に頼んだのでコーヒーは当然ブラックと思っていたら、ひと口飲んだら甘かったのでちょっと面食らいました。

紅茶の王様タイティー
タイの街角であちこち見かける、オレンジ色がかった濃厚なミルクティーが「タイティー」です。コンデンスミルクや砂糖をたっぷり入れて飲むのがデフォルト。

ちょっと渋みを感じる独特の味わいは、その強烈な甘さも相まって、たまに飲むと本当に美味しいです。でもやはり甘すぎるので、自分はほんの数回しか飲みませんでした。

もっとも有名なお店は ChaTraMue (チャトラムー/チャタムー)。バンコク市内に何店舗もあります。

タイティーはいろいろなカフェで飲むことができますが、どこも基本は甘いです。「甘くしないで」と言っても、「さすがにそれはないだろう」と疑われるのか、やはり甘かった。と言うか、たぶん甘くないタイティーは存在しないのかもしれない。

おすすめはタイティーのアイスクリーム。すごく甘いけれど逆にそれが良くて、これはお気に入りでした。

スイーツ✕甘いドリンク
ローカルのスイーツ屋だと、いろいろ飲み物はあっても、基本どれも甘かったです。甘いタイスイーツに甘いドリンク、「ああ自分はいまタイにいるんだなあ」としみじみ。

上と同じお店で、アイスコーヒーなら無糖かなと思ったら、やっぱり甘かった。うーん。。。

激甘スイーツ
ローカルのパンケーキ屋もたくさんありましたが、どこも一番人気はやはり甘~いスペシャルケーキでした。

せっかくなので自分も一番人気と言われるものをいただきましたが、甘めのパンケーキに甘いバニラカスタードクリームがたっぷりかかり、甘いアイスクリームとこれまた甘いホイップクリームが添えられていました。カラメルソースも甘かったな。

でもここはブラックコヒーだったので、意外とパクパク平らげてしまいましたよ。この頃はもうすっかりタイの甘さに慣れました。

アフォガードはタイでしか食べたことがないので、写真のこれが正解だったかはわかりませんが、ほろ苦いエスプレッソの味をすべて打ち消すほど、アイスクリームとオレオを粉砕したような粉が甘かった。でもまあこういう激甘スイーツを、チャオプラヤー川を吹き渡る生ぬるい風を浴びながらいただくのも、意外とおつなものでした。

ドリンクをオーダーする時、とにかく「普通 (の甘さ)」が日本人の想定する「大甘」なタイ。果たして今後、タイ人の嗜好は変わっていくのでしょうか。