トルコ文化圏において、ザクロ (トルコ語:Nar/ナル) は単なる果物ではなく、豊穣・繁栄・幸運・健康、そして多産 (子孫繁栄) を象徴する神聖な縁起物として親しまれています。
秋から冬にかけての果物ですが、一年を通じて様々なシーンでその象徴的な意味が重用されます。ウズベキスタンでも、ザクロ (ウズベク語:Anor/アノール) は伝統的なモチーフとして様々な装飾にも使われていました。
■レストランの店名
■ナヴォイ劇場の噴水
■建物の外壁デザイン
■スザニ
■バッグ・ポーチ
■絵画のモチーフ
■陶器の置物
■飾り皿・絵付け皿
■ザクロジュースもポピュラー
■市場でザクロの生搾り
■ザクロワイン
ウズベキスタンのザクロのことを思い出したのは、ドイツの陶磁器マイセンの「ブルーオニオン」が、実はトルコからもたらされたザクロ模様だったと、つい最近知ったからです (※中国のザクロ模様という説もあります)。
18世紀当時、ザクロという果物はスペインを除くヨーロッパではまだ知名度が低かったため、ザクロを知らないドイツの人々により、青色の着色料で描かれたザクロがタマネギだと間違えられたわけです。まあでも、言われてみればタマネギですね、確かに。


