『本来、中国語の "火鍋" という言葉は「鍋の下に明火を点け、食材を鍋の中のスープに投げて煮ながら食べる」の意味を指す。そのため、現代の中国人や、中国文化の影響を強く受けている台湾人・香港人・シンガポール人・マレーシア人は世の中のすべての鍋料理を火鍋と呼んでいる』(Wikipediaより)
日本語における火鍋については明確な定義はないものの、中華風の味付けをした鍋料理全般を指すと言うよりは、「赤い麻辣火鍋」をイメージする人の方が多いのではないでしょうか。かく言う自分もその一人です。
この赤くて辛い麻辣火鍋の起源は中国の重慶市だそうです。重慶と言えば火鍋を筆頭に辛くて美味しい料理がたくさんあります。バンコクにあった「重慶小麺」というお店でいただいたラーメンと麻辣湯は、舌がジンジン痺れる辛旨の逸品でした。


自分が初めて火鍋を食べたのは今から12~13年前、フィジーでのこと。中国によく出かけていた知人から教えてもらいました。その時は正直、あまりの辛さに脳が痺れてしまい、果たして美味しいのか美味しくないのかも判断できませんでした。
その後、インドネシアでまたその知人から「ジャカルタならリトルシープ (小肥羊) があるから是非行って」と言われ、何人かと連れ立ってお店を訪問。久しぶりに食べてみるとたしかに美味しく、今度こそちゃんと味わっていただくことができました。


その後に行ったタイのバンコクは、チャイナタウンも大きかったし、本場の中国料理店がたくさんありました。その中のひとつ「真蜀味」(すでに閉業) でいただいた火鍋は、初心者の自分が見ても、かなり本格的なものだったと思います。
最初は固まったままの牛脂が鍋にドンと入っていたのも驚いたし、店主のおすすめが鴨の腸だったのにも驚きました。もちろん初めて食べた食材。赤い方のスープはとにかく鮮烈な辛さでした。辛くて痺れる。これ絶対本格的なやつだと確信しました。




このお店でいただいた火鍋が今も自分の基準になっているので、日本で何度かいただいた火鍋と言うか麻辣湯だしスープのお鍋も、美味しいのだけれど、良くも悪くも日本人向けにアレンジされているなあと。まあでも、好きな方です、しゃぶ菜 (↓)。


実は麻辣胡麻ダレが特筆モノの美味しさ。めちゃめちゃ花椒が効いた、素晴らしいシビ辛。このタレだけ売ってほしい。

あと、しゃぶ菜はカレーが美味しいです。毎回、鍋が煮立つ前にカレーを1皿、途中でもう1皿平らげます。本当は3皿いきたいのですが、それではきっと食べ放題のコスパが悪いので、お肉の方も頼むようにしています。でも正直しゃぶ菜はカレーだよなあ。

静岡駅の近くに中国の食材店があって前から気になっていたのですが、最近ようやく行ってみました。買ってきたのは火鍋スープの素。いくつか種類はありましたが、ショートニングを使っていない、牛脂だけのものにしました。


分量どおりに作ったら (本品に水2リットル加水)、地獄のように真っ赤で激辛な火鍋スープに仕上がりました。美味しいと感じる前に、久しぶりに辛さで脳がやられたような感覚に。でも最後は美味しいと感じたので、リピートはするつもり。次は日和ってスープの素は少なめにするかもですが。お肉は羊がよく合いました。モツも美味しそう。

ちなみに現在ダイエット中につき炭水化物をかなり控えているため便通はよろしくない状態ですが、この火鍋を食べた翌日はお腹が超スッキリしたことは言うまでもありません。こんなに脂ギトギトですが、意外とダイエットにはいいのかも (←たぶん違う・・・)。