「日本独自の食べ物」と思っていたものが、ふいに海外の伝統食として出会ったりすると、それはもう嬉しさと懐かしさと親近感が爆発するわけです。そんなものをいくつか。
■テンペ@インドネシア
「インドネシアの納豆」ことテンペは、インドネシアの伝統的な大豆発酵食品です。茹でた大豆をテンペ菌 (クモノスカビ) で発酵させたもので、納豆のような匂いや粘り気はなく、ほのかな甘みとホクホクとした食感があります。よく揚げ物 (テンペ・ゴレン) で食べていました。インドネシア国内線の機内食でも。



■揚げ豆腐@インドネシア&タイ
インドネシアとタイで豆腐をいただきましたが、いずれも揚げ豆腐で、生の豆腐については食べたことがありません (そういう食べ方があるのかも知りません)。揚げ豆腐、当然ながら美味しかったです。写真1枚目はインドネシアの「タフ・ゴレン」、2・3枚目はタイの「タオフー・トート」。



■天ぷら@タイ
フィッシュ&チップスやフリッターはそこかしこで食べてきましたが、タイでいただいたものはまさに日本の天ぷらのようで、ちょっと目からウロコでした。そして美味しかった。1・2枚目は青パパイヤの天ぷら (かき揚げ)。3枚目は小海老のかき揚げと食用花の天ぷら盛り合わせ。



■野菜入りのお粥@インドネシア
東アジア・東南アジアはたいていどの国もローカルのお粥がありますが、インドネシアのスラウェシ島マナドでいただいた「ブブル・マナド」は、一般的な白粥 (ブブル・アヤム) とは異なり、カボチャ・トウモロコシ・ほうれん草・サツマイモなどの野菜がたっぷり入った、どこか七草粥を思わせる味わいでした。

■あんこ菓子@インドネシア
ジャカルタにあったマナド料理のお店で、よく甘い物を買っていました。日本の大福やおまんじゅうを彷彿とさせるお菓子もあって、甘いあんこに日本の情景を思い浮かべつつ、舌鼓を打ちました。




■レンポク@インドネシア
レンポク (Lempok) は主にスマトラ島やカリマンタン島で親しまれている、ドリアンを主原料とした伝統的な粘り気のある甘いお菓子です。ドリアン・パームシュガー・ココナッツミルクをじっくり煮詰めて作られ、キャラメルや「ドドル (Dodol)」に似た食感が特徴です。色は濃い焦げ茶 (ほぼ黒) で、 見た目や食感がどこか羊羹を思わせ、自分は美味しくいただきました。写真はメダンの空港で買ってきたもの。


■お刺身@タイ
中国料理の文化圏では魚のお刺身を食べます。バンコク中華街 (ヤワラー) にもそうしたレストランがたくさんあって、自分も何度かいただきました。ただし淡水魚です (写真1枚目)。お店によっては少し泥臭いと感じたことも。写真2枚目は海老のお刺身 (クンチェーナンプラー)。こちらはタイ料理で、かなり美味しかったです。一口目はちょっとおそるおそるでしたけれど。


■おまけ:キムチ@ウズベキスタン
これは朝鮮由来のローカルフードですが、ウズベキスタンでキムチはごく一般的な漬物です。バザールでたくさん売られていて、レストランでも定番でした。辛さは控えめで、酸味が効いています。東アジアから遠く離れた中央アジアの地でこれに出会ったので、なんだかうれしくなりました。

