カレーうどんは言わずと知れた、うどんにカレー汁をかけたもの。明治時代に生まれた和洋折衷料理のひとつであり、うどんやそばに洋風の種物を使用した始まりだそう。
カレーなら日本のカレーライスもインドカレーもタイのレッド・イエロー・グリーンカレーも、何でも好きです。もちろんカレーうどんも、麺類の中ではかなり好きな方。
今まで食べた数々のカレーうどんを思い返してみると、どこのお店もカレールウを出汁でのばしたような、トロッとした黄色いお汁 (つゆ) でした。
たまに自分も冷凍うどんにレトルトカレーをかけて食べたりしますが、ごく普通に美味しいです。きっとカレーうどんのお汁はカレールウベースが基本なのかなと。

トマトを使った赤いカレーうどん、イカスミを使った黒いカレーうどん、クリームをたっぷり使った白いカレーうどんなどもありますが、基本カレールウっぽいんですよね。

カレー南蛮も、お蕎麦屋さんでは定番のメニューです。しかしながら自分、カレーならなんでも好きと言っておきながら、実はカレー南蛮は食べたことがありません。
カレーうどんとくらべると、圧倒的にうどんの方がカレーに親和性が高いと勝手に思い込んでいたので、あえてカレー南蛮を選ぶことはありませんでした。
カレーうどんはなくてカレー南蛮しかありません、なんてお蕎麦屋さんもあまりないですからね。そもそもお蕎麦屋さんに行く時は、純和風のお蕎麦を食べたかったし。
ということで心機一転、この半年ほどの間に、3店舗でカレー南蛮を食べてみました。どれも地元清水のお蕎麦屋さん。



見た目はさほど変わらないですが、上の写真1枚目はカレールウっぽさがあって一番しっくりくる (カレーうどんに近い) 味わいでした。美味しかったです。
2枚目と3枚目は、蕎麦汁にカレー粉を入れて片栗粉でとろみを付けたようなお汁で、完全に和風、お蕎麦寄りの味わいでした。もちろんこちらも美味しかったですが。
他のお店でも食べないとわかりませんが、カレーうどんと違ってカレー南蛮のお汁はカレールウ風と和風 (蕎麦汁+カレー粉+片栗粉) の二大流派があるのかもしれません。
さらに、カレーうどんと同じようなカレールウっぽいお汁の場合は玉ねぎ、和風の場合は長ねぎを使うのが定番なのではないかなと推理しています。
両者の違いをあえて名付けるなら、カレー蕎麦とカレー南蛮といったところでしょうか。カレー蕎麦はカレー饂飩 (うどん) の対となる存在です。
■現時点の仮説
・カレールウっぽいお汁+玉ねぎ=カレー蕎麦
・和風 (蕎麦汁・カレー粉・片栗粉)+長ねぎ=カレー南蛮
まだまだ清水にはお蕎麦屋さんがたくさんありますから、これからじっくりまわってみようと思います。
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・参考過去記事:極私的・世界の麺料理ベスト20