世界の各地域に、「定番の朝食」または「朝以外はあまり食べない料理 (組合せ)」がたくさんあります。
日本の場合、白いご飯と鮭・納豆・生卵・海苔・味噌汁の組合せが、朝ご飯の定番です。洋風ならハムエッグ (またはソーセージ)。それでも主食はパンよりご飯かも。


別に昼でも夜でも食事としてはこれで十分なのですが、やはり夕ご飯に納豆ご飯だけだったりすると、若干さみしい気持ちになります。
昨年秋、中東時代に現地で苦楽をともにした仲間との同窓会に参加しました。熱海の保養所でいただいた朝食ビュッフェは、典型的な日本の朝ご飯、実に美味しかったです。


これまでいろいろな地域の国で暮らしてきましたが、朝ご飯を外で食べる、いわば「朝食文化」にしっかりハマったのはタイでした。
■ジョーク@タイ
ジョーク (お粥) は朝食の定番です。お店も早朝5時頃から開いていますが、逆に閉まるのも午前中の早い時間。人気のお店は9時前にはもう売り切れてしまいます。写真はジョーク・サムヤーン:Map、ジョーク・プリンス:Map。どちらもかなりの人気店でした。




■トムルアッドムー@タイ
トムルアッドムーは、豚 (ムー) の血 (ルアッド) を固めたゼリーと、豚肉・豚モツがたっぷり入ったスープです。タイでは定番の朝食のひとつとして親しまれているそうですが、朝からこのガッツリ感はなかなかヘビーでした。日本の豚汁に相当するって感じかな。
自分が土曜の朝に訪れたのは、BTSサナームパオ駅近くのトゥイおばさんのお店 (เจ๊ตุ๋ย ต้มเลือดหมูซอยลือชา: Map)。朝6時からお昼まで営業。朝8時頃でしたが、テーブルが満席だったのでこの時はテイクアウトして帰りました。大盛りでも50バーツ (当時)。



■カイガタ@タイ
バンコク旧市街のカフェ「コピヒアタイキー」で「カイガタ」という目玉焼きセットをいただきました。イサーン (タイ東北地方) の定番朝食メニューなんだそうです。フライパンごと出されるのがなんともお洒落。※写真のお店は閉業、他にもいくつか (Map)。
イサーン出身の人に聞いてみたら、もともとはベトナム料理で、ラオス経由でイサーンに入ってきたものだそうです。カイガタ・バゲットセット 85バーツ、コーヒー 50バーツ (当時)。ご飯 (もち米) ではなくバゲットというのがベトナムっぽいかも。



もう1ヶ国、ウズベキスタンでも朝ご飯をレストランで何度かいただきました。ただし、ウズベキスタン料理ではなく、トルコ料理です。ウズベキスタンの場合、自分が知る限り定番の朝食メニューはなく、「朝は軽いもので済ませる」程度なのかなと。
そもそも朝から開いているレストランもありませんしね。みんな11:00頃からです。打って変わってトルコレストランは、朝8時頃から開いているお店が多かったです。そして朝食の定番はトルコ風オムレツ。あとは平たいパンと紅茶。
■メネメン@トルコ
メネメンはトルコの朝食の定番、トマトがたっぷり入ったソフトオムレツです。写真はタシケントの「ユスキュダル (Map)」。メネメン (オムレツ)、エクメック (パン) と一緒に。具材はトマト・卵・青唐辛子の王道レシピ。たぶんタマネギは無し。



こちらは「イスタンブール (Map)」のメネメン。トマト・卵・パプリカ (たぶん)。パプリカが加わることによってより濃厚な旨味が。他に調味料を足しているのではないかと思うくらい、とても美味しかったです。



「カプタンカフェ (Map)」のメネメンは、卵・トマト・青唐辛子と基本に忠実な食材。汁気多め、卵少なめ、酸味強め。青唐辛子はピリ辛くらい。卵が少ないのか、トマトが多いのか、卵料理とはちょっと言えない、トマト感80%の一皿でした。正解かどうかはさておき、個人的にはこれもまた美味しかったです。



最後にもうひとつおまけ、バンコク旧市街のお洒落なカフェ「エデンズ (Map)」でいただいたイングリッシュブレックファスト。朝から食べるコッテリ飯にやや胃もたれしながら、昔イギリスで食べた同様の朝ご飯とくらべても、格段に美味しいなと思ったのでした。


