これまでいろいろな国でご飯をテイクアウトしてきました。日本ではあり得ないようなスタイルもあってなかなか面白かったので、そんなもののまとめを。国によってはお弁当 (ランチボックス) のデリバリーもあったので、そちらもいくつか。
サウジアラビア
熱々の炊き込みご飯 (カブサ、マンディー、マスルーサ) をよく買って帰りましたが、写真を見返すと、どれもちゃんとしたアルミの容器でした。



どんな料理をテイクアウトしてもたいていアルミ容器。コシャリ (エジプト料理) のようにさほど熱くないものも。このあたり、ちゃんとコストをかけています。


純サウジ料理のカブサなどにくらべて、より庶民価格のブハーリーライス (ルズ・ブハーリー) は、どこも紙袋 (内側コーティング) でした。写真の1皿で値段は当時10リヤル/300円。ローストチキンハーフと野菜が付きました。

エチオピア
自分が思うエチオピア人像ですが、彼らはとにかく食事を大事にします。食事とはつまり、誰かとインジェラを囲み美味しいご飯を共有することです。一人スナックを買って歩き食いなんて姿は見たこともありませんし、そのせいか、エチオピアではご飯をテイクアウトした記憶がほとんどありません (一部ファストフードは例外)。
さすがにフィールドに出かけて演習の合間にみんなでご飯を食べるとなれば、スタッフがランチボックスを手配してくれるだろうと考えていたら、近くのレストランにインジェラ (大皿) のデリバリーをオーダーしていました。徹底していたなあと。ということで、テイクアウト容器の写真は1枚もありません。

トンガ
透明で薄いプラスチック容器が多かったと思います。写真はテイクアウトと言うよりはお弁当パックですが。あらためて見るとかなり見た目が地味、と言うか美味しくなさそう。実際には味は良かったですけどね。主食はタロイモのことが多く、またはキャッサバ。ウフィ (ヤムイモ) だとラッキー。



フィジー
トンガと違ってこちらは白い発泡スチロール容器が多かったです。保温性もあるし透明プラ容器より壊れ (破れ) にくくて良かったです。フィジーで特徴的だったのは、容器上蓋の天井までみっちりご飯を詰めてくれたこと。フィジー人の心意気を感じました。






インドネシア
テイクアウトもずいぶんしましたが、ここではお弁当パック (ランチボックス) を紹介します。インドネシアでは会議やワークショップの主催者はランチを提供するのが当たり前 (時間が短い時はスナック)。ランチボックスのデリバリーも社会に根付いたシステムです。ふだんお店で食べているものをお弁当で食べると、美味しさもひとしおでした。






テイクアウトはちゃんとしたレストランだとバナナの葉に包まれていました。葉を広げれば立派なお皿に。Mie Razali@Aceh のミーアチェにはウンピン (⇒コチラ) も付いてきました。屋台のナシゴレンなんかは紙 (内側コーティング) でしたが、このチープな感じ、大好き。


ちなみに、ドリアンのテイクアウトは発泡スチロール容器に入れただけでした。自分で袋を二重にかぶせてギュッと縛りましたが、帰りのタクシーで車内がずっと臭かったのは本当に申し訳なかった。。。

タイ
タイはテイクアウト王国です。屋台飯が安くて美味しいので、家庭で料理しないタイ人も多いと聞きました。同じ料理でも容器はお店によってまちまち。紙包装 (内側コーティング)、紙容器、プラ容器、スチロール容器、ビニール袋などなど。代表的なところでは紙包装、カオパット (炒飯) やバミーヘン (汁無し麺) など。



こだわりのお店・屋台だと紙の内側にバナナの葉が。これだけで少しちゃんとした食事に感じられました。

バミーヘンはビニール袋のパターンも。とくに味が変わるわけではありませんが、個人的には紙に包まれて中が見えない方がうれしいかも。

バミーナム (タイラーメン) やグレイビーソースがけご飯も、スープやソースはビニール袋に入れて楽々テイクアウト。



牛肉麺の熱々スープも、できたてほやほやの牡蠣オムレツも、朝食の定番トムルアッドムーも、テイクアウトはすべてビニール袋が解決。



カオマンガイは透明なプラスチックと紙包装とありましたが、こちらも紙で包んだ方がタイっぽくて好きでした。

そう言えば、ガパオライスは紙包装はなかったな。プラスチック・紙・発泡スチロールの違いはあれど、いずれも容器入りでした。半熟目玉焼きトッピングが定番だから?



他にもご飯物は容器だったり紙包装だったり。法則があるような、ないような。写真はカオカームー (豚足ご飯) とカオナーペッ (ローストダックご飯)。


汁物・カレーは定番のビニール袋。慣れればもうこれが当たり前に。写真はグリーンカレー、ゴーヤスープ、チャオムカイ (アカシアの若葉のオムレツ)。

カームー (豚足) も好きで時々テイクアウトしていました。容器のお店もあれば、オールビニール袋のお店も。


露天で買うおつまみ系 (シュウマイや焼き肉) は小さめビニール袋に。丈夫なので汁漏れの心配なし。串を1~2本入れてくれるので、手を汚さずに食べられました。


なお、二昔前は自分もファンタなんかの炭酸ジュースをビニール袋でテイクアウトしましたが、この前の滞在期間ではそういった場面はありませんでした。今はコンビニが町のあちこちにありますから、昔ながらの買い方はもうしないのかもしれません。
ウズベキスタン
ウズベキスタンもエチオピアと似ていて、食事は座って落ち着いてするもの、また誰かと一緒に食べるもの、といった感覚です。もちろんファストフード (ソムサやグンマを含む) は普通にテイクアウトしていましたが、ウズベキスタン料理でテイクアウトしたことがあるのはプロフくらいです。あ、カラポチャもしたか。シャシリクなど肉系の料理が多いので、冷めてしまうと味がグンと落ちますから、やはりお店で食べるのが一番です。プロフのテイクアウトは容器代が小30円、大60円 (1kg~) くらいかかりました。


頭 (カラ) と脚 (ポチャ) の煮込み、カラポチャ。コラーゲンたっぷりで見た目よりはずっと美味しい。


おまけ
昔、テイクアウトで一番驚いたのは、シンガポールのホーカーズでテイクアウトしたホットコーヒーです。当然のようにビニール袋に注ぎ入れ、さらにストローを差し込んでくれました。おそるおそるストローで吸ってみましたが、舌を火傷しそうなほどの熱さに身体がビクッとふるえました。当時写真は撮らなかったので、ネット検索画面を。
