今回は時間も限られていてそこまでガッツリ観光する気はなかったのですが、いざ現地に行ってみたら結局それなりに歩き回ったかなと。電車やバスもよく使いましたが、1日で2万歩歩いていました。
福岡タワー
とりあえずひとつは観光的なことがしたかったので、まず福岡タワーに上りました。全長234m、最上階の展望台の高さ123m、風速63m/秒の強風や震度7の地震にも耐えられる設計だそう。
8000枚のハーフミラーで覆われた正三角形のタワーは外から中が見えにくく、中から (エレベーター昇降中) は外がよく見えます。展望台からの眺めは気分爽快でした。*Map






福岡市博物館
「金印」だけはぜひ見たくて訪問しました。「漢委奴国王 (かんのわのなのこくおう)」の文字が刻まれた金印は、1784年に福岡の志賀島で発見され、国宝に指定。紀元57年に後漢の光武帝が「奴国」の王に与えたとされており、当時の日本と中国との関係を示す重要な歴史資料です。
正直、金印以外にさしたる知識や目的もなく訪問しましたが、大量かつ濃密な歴史資料を目の当たりにし、俄然この地域に興味が湧いてきました。日本の黎明期に国家の礎を築いた証とも言える豊富な事物は、日本史に疎い自分にはとても刺激的でした。もう一度歴史をちゃんと勉強しよう。*Map





太宰府天満宮
福岡市中心部から少し離れているので前日まで行くつもりはなかったのですが、あらためて調べてみたら意外と簡単に行けそうだったので、思い切って太宰府天満宮まで足をのばしました。実際、電車で楽々移動できましたよ。*Map


福岡の町中でもそう感じたのですが、ここ太宰府天満宮も全体的に雰囲気が穏やかでした。日本人・外国人合わせてたくさん観光客がいるのに、なんだか全然ギスギス・ザワザワ・セカセカした空気が感じられません。


「神社やお寺なんてどこも厳かな雰囲気でしょ?」と言われるかもしれませんが、これまでいくつか大きな神社を訪れてきた個人的な感覚として、なんだかここはとても雰囲気が良かったです。空気が軽いと言うか (伝わるかなあ、いや伝わらないか・・・)。参拝してお守りをいくつか購入。


手前に立ち並ぶお土産ショップ群もいい感じ。にぎやかな雰囲気が感じられるけれど決して過剰ではない。「梅が枝餅」は初めて食べましたが、大いに気に入りました。現地で味わった上で、10個買って帰りました。


帰りは太宰府ライナーバス旅人に乗って直接博多駅へ (700円)。所要1時間、キャッシュレス (現金払い不可)。福岡は公共交通機関が本当に便利でした。観光でまわるのも安上がり。ぜんぶ交通系ICカードで済みました。
* * *
学生時代、合計3年ほど東京に住みました。阿佐ヶ谷が一番長かったですが、最後まであまり馴染めずどこかよそよそしいまま暮らしていました。
静岡の片田舎から上京した若輩者にはやはりきつかったですね。その時のことを久しぶりに思い出したのは、福岡があまりにも暮らしやすそうだったからです。
年月を重ねて自分の意識もだいぶ変わっているのかな。たった1日半滞在しただけでしたが、それにしては福岡の空気感がすっと心に馴染みました。
本当に福岡はちょうどよい都会と言うか、食べ物も美味しいし何より人が多すぎないのがいい。人も穏やかそうだし、町がきれいで交通機関も便利。
長い歴史があって文化遺産も多く、1~2年住むならきっと毎日楽しく過ごせるだろうなと、頬が緩みます。何世紀にもわたる大陸との文化交流もあるし、異邦人が溶け込みやすい町なのかな。
また行こう、福岡。