A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

コンビニパトロール@セブンイレブン・タイランド(再録+α)

11月3日は「いい (11) サン (3) ド」の語呂合わせと、サンドウィッチの生みの親として知られるサンドウィッチ伯爵ことジョン・モンタギュー氏の誕生日から、神戸サンド屋が記念日に制定しているそうです。それにちなんで、バンコクの過去記事を再録したいなと。2021年に書いたものです (現地価格と日本円換算は当時のもの)。

昨今はSNS文化の浸透により海外のニュース、とくに他国でバズったB級ニュースなんかもよく目にするようになりました。日本に親近感を持ってくれているタイ人たちも、そんな日本のニュースには敏感なようで、たびたびタイのSNSで盛り上がっています。

コンビニパトロール@セブンイレブン・タイランド

日本のセブンイレブンの商品が一部パッケージ詐欺などとも言われる昨今、該当する商品の写真を見たタイ人の反応を載せたサイトがありました。その中で目立ったコメントは、「日本はまだまし、タイの方がもっとひどい」というもの。

じゃあちょっと近所のセブンでサンドイッチを買って検証してみようかと思いたち、夕方そそくさと出かけ3種類ゲット。1個25~35バーツ/100円前後。パッと見、いい感じです。これは期待が持てそう (オチを期待するという意味で)。

まずテリヤキチキンサンド。まあこんなものかなと思う一方、正直、意外に入っているなと。食べた感想も、パンの量にくらべたら適量かもと思いました。しっかりチキンが口の中に広がり、味よし、食べごたえあり。

続いてハムチーズサンド。これは期待に違わず想像通りのチーズのサイズとレイアウトでした。量が少なくて悲しいはずなのに、一方でこれを待っていた感もあって、思わず「コレコレ!」とニンマリ。でもカットしたハムとマヨネーズが広がっているため、食べた時のハムチーズ感は意外と十分でした。

最後はハムキヌアサンドイッチ。一応ハムは四角いパンのサイズをキープ、それを半分にカットして重ねています。マヨネーズとキヌアもわりとたっぷりなので、物足りない感じはしませんでした。ただし紙箱に収めてから袋に入れてあるので、パッケージ袋は一番大きく見えるのに、パンのサイズは一番小さかったです。

ということで、思っていたよりだいぶましな、そして美味しい、セブンイレブン・タイランド (7-Eleven Thailand) のサンドイッチでした。

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さて、ここからは2025年11月の日本。4~5年前ならセブンのサンドイッチと言えばパッケージ詐欺という辛辣な声も多かったですが、果たして今はどうなんでしょう。

ということで、サンプルとしてひとつ買ってみました。ネタとして未だ詐欺であってほしい気持ちと、そこにあえてお金を払う気持ちが葛藤していたので、値下げ品があってよかったです。

パッケージの見た目からそもそも具の少なさが如実だったため、それぞれパカッと広げてみたところ、逆に全種類パンの全面をカバーしていてすごい!なんてことを思いました。最初からこうすれば変な期待も生まれず、詐欺と言われることもありません。

同じ量の卵を切断面に寄せ卵たっぷりに見せたらパッケージ詐欺、素直に全面に薄く広げれば正直者、ということですね。消費者心理としては後者が正解だと思います。ただし、それにつけても卵の少なさよ。。。(味はいいけれど)

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好きな食べ物を聞かれたら、わりとはっきり即答できるもののひとつが卵サンドです。これも海外ではあまりないので、日本にいる時はパン屋・カフェ・コンビニでよく買っています。

デイリーヤマザキはコンビニとしては段違いに美味しいけれど、プラス100円出してパン屋 (石窯なんかをもっている本格的なお店) で買うのが結局一番幸せなのかなと思います。サンマルクカフェも卵感強めで美味しかった。

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中東が長かったので、サンドイッチっぽいものと言えばエジプトなら豆のコロッケ「タアメーヤ」のサンドイッチ、ヨルダンならひき肉を挟んだ「アラーイス」でした。

どちらも美味しく食べていましたが、職場のお昼ご飯で食べすぎたため、中東を去って数年間はさすがに見るのも嫌でした。

その後、タイ滞在中、アラブ人街などで久しぶりに舌鼓を打ちました。バンコクはアラブ料理店もたくさんありましたからね。また食べたいなあ。