A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ハロウィンとかぼちゃ@ウズベキスタン

日本にいるとハロウィンの雰囲気を肌で感じることはあまりありません。繁華街のディスプレイに多少といった感じですが、静岡あたりではかなり控えめな印象。

去年の今頃はウズベキスタン (の首都タシケント) にいましたが、店頭のディスプレイにしてももう少し力が入っていたなあと。

ウズベキスタン人のほとんどはムスリムなので正直ハロウィンは関係ありませんが、レストランやカフェがこうして飾り付けするのは、季節感があっていいものでした。

上の写真のように、ハロウィンと言えばかぼちゃ。このようなディスプレイに限らず、ウズベキスタンの生活中は、日本にいる時よりもっとかぼちゃが身近でした。

市場でも山積みのかぼちゃを目にしたし、何よりソムサ (サムサ) やマンティの具材として、普段からよく口にしていました。

日本でもかぼちゃはごく普通の食材ですが、個人的には日本でかぼちゃを食べることはほとんどありません。

自分で料理するのはまず切るのが大変だし、外食だとそもそもメニューになく、せいぜいスーパーでかぼちゃコロッケを買うくらいですが、いつでもお惣菜コーナーにあるわけでもないし。

ソムサ
ウズベキスタンのかぼちゃにも旬があるのだろうとは思いますが、かぼちゃのソムサは季節感を意識せず、食べたくなった時に食べていた印象です。

ウズベキスタンにはいろいろな形の Qovoqli Somsa (かぼちゃのソムサ) があります。パフのように軽い食べ心地のものや、サマルカンド風のパイ生地に包まれたものも。

とくにお気に入りだったのは、サリマ・オナ (Salima Ona Somsalari) のひき肉が載ったかぼちゃのソムサ。かぼちゃの甘さとお肉のしょっぱさが絶妙にマッチして、食べ応え・味ともに抜群でした。

マンティ
マンティの中身は羊肉・牛肉だけでなく、じゃがいも、青菜、そしてかぼちゃも定番の具材でした。包む皮も青菜は緑、かぼちゃの場合は黄色かったりとビジュも良かった。

下のセットは羊、牛、低脂肪肉、かぼちゃ、じゃがいも、ほうれん草。真ん中はソース代わりのヨーグルト。どれも美味しかったです。

かぼちゃのスープ
ウズベキスタン人と食事に行くと、よくかぼちゃのスープをすすめられました。ウズベキスタン料理はスープが充実していたのでかぼちゃはそれほど食べませんでしたが、それでも3~4回はかぼちゃのスープをいただきました。もちろん美味しかったです。

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静岡の片田舎で、ハロウィンを前にシャトレーゼでそれっぽいものを買ってきました。ま、多少は気分を盛り上げたいなと。