A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

クマがいっぱい

子供の頃からいつも周りに "ぬいぐるみ" がありました。大人になってからも、なんとなくぬいぐるみは好きなままで、トイザらスやハムレイズに行くと必ずひと通り物色し、気に入ったものはわりとほいほい買っていました。これは海外生活だったこともその一因です。周囲の目が気になりませんからね。

もちろん、買ったからといってそれらをいつも抱っこしていたわけではありませんが、とりあえずソファーに並べると、ガランとした部屋がほんの少しにぎやかになったような気がしました。中東・アフリカで住んだ家は、とにかく広さだけはありましたから。

一番のお気に入りは Anna Club Plush というイギリスのメーカーのウサギ (ロップイヤー) で、そのフォルム、手触り、中身の詰め具合、そして重量が絶妙なため、手で持ち上げた感じがとてもしっくりくるんです。リアル寄りだけれど適度にデフォルメされているのもいい。

ちなみにミッフィーちゃんも好きですが、ぬいぐるみにはそれほどグッと来ませんでした。なので2個目には手を出していません。やはり絵本だからいいのかな。

中東からロンドン経由で一時帰国する時は、たまにテディベアも買っていました。ぬいぐるみとしては、クマもいいですね。普遍的な魅力があります。

その後、バンコクに住むことになりました。驚いたのは、街角にクマ (のぬいぐるみ) がいっぱいいたこと。どちらかと言えば熊より象なんかの方がタイ人には馴染み深いのかなと思っていたので、ちょっと意外でした。新型コロナ禍はちゃんとマスクも着用していましたよ。

屋外に出されているクマはどこかちょっとしんどそう。日差しもきついしさっきまで晴れていたと思ったら急に雨が降ったりするし。

こちらは2021年1月、新型コロナ禍のバンコクで第何波かの頃、終わりの見えない閉じこもり生活に耐えかねて買ったクマのぬいぐるみ。アパートに持ち帰り枕元に置いてみると、多少は心持ちが違いました。

この頃のバンコクは、町中にも人の姿がだいぶ戻ったとは言え、コロナ患者数の増減に一喜一憂する毎日。BTS (高架鉄道) も相変わらず乗客がまばらで、こういうのを見るにつけ、いつになったら日本に帰れるのだろうと鬱屈した日々を過ごしていました (※この年の夏、1年8ヶ月ぶりに一時帰国できました)。

こちらのクマは、ようやく実現した夏の一時帰国からバンコクに戻って2週間ホテルに隔離されたあと、チェックアウト時にホテルが記念としてくれたもの。背中側に自分の名前と隔離期間が刺繍されていました。かなりしんどかったのであまり記憶に残したくもなかったのですが、とりあえずありがたく受け取りました。

スターバックスの「ベアリスタ」にはタイ限定版もあります。タイの伝統衣装を着た通常のタイバージョンに加え、サイアム駅横のスタバには大学生スタイルのものが。きっと近くにチュラロンコン大学があるからでしょう。

ちなみに、ウズベキスタンにはスターバックスはありませんでした。代わりと言ってはなんですが、タシケントには "Black Bear Kofi" というカフェがあり、評判は良かったです。

以上、10月27日は「テディベアの日」ということで。