A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

トムヤム味なら間違いない

あまりの人気に数ヶ月先まで予約が取れず、またそもそも料理の値段にビビっていたことから、バンコク滞在中も最後まで行くことがなかった、ストリートグルメの名店ジェイファイ。

先月、そんなひがみをつらつらと書いたところでしたが (⇒コチラ)、この前コンビニに寄ったところ、辛ラーメンの農心がジェイファイとコラボした、トムヤム味のカップ麺を見つけたので、思わず購入してしまいました (一緒にカップヌードルも)。

農心のもともとのカップ麺はポックンミョン (炒め麺) で、これの袋麺バージョンはバンコクにいた時に買って食べたことがありました。その時の感想は次のとおりです (過去記事から抜粋)。

辛ラーメンポックンミョン (炒め麺)

久しぶりに辛ラーメンの新作をいただきました。今度の商品はポックンミョン (炒め麺)。以前ダシダを買いに行ったBTSセントルイス駅近くの韓国スーパー "Bora Korean Mart" で購入。

55バーツ/190円。辛ラーメンオリジナルは45バーツなので、ちょっと高いです。でもかやくは肉片も入っていました。

プルダックポックンミョンは甘辛いソースで焼きそば寄りの味だなと思いましたが、辛ラーメンポックンミョンはしょっぱい系の炒めラーメンといった味付けでした (それでもラーメンスープよりは甘いですが)。

なかなかいいです。そしてけっこう辛い。やはり汁なしの方が辛さが際立ちます。辛ラーメン (汁麺) より辛味は強いと感じました。とりあえずかまぼこがかわいかったので、もう1回くらい食べそうな気がする。

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あの時の味を思い出しながら、カップ麺をいただきました。かなり大辛なのはオリジナルと変わりませんが (あるいはそれ以上かも)、トムヤムの甘酸っぱいフレーバーが、辛さをマイルドにはしていないものの、ずいぶん食べやすく感じさせてくれました。

結論1)とりあえずトムヤム味にすれば美味しくなる
結論2)自分はタイの辛さが好きかも (韓国の辛さより)
結論3)ジェイファイ (ほくろおばさん) はすごい

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タイのトムヤム料理いろいろ

タイではいろいろなトムヤム料理をいただきました。ココナッツミルクが入ったクリーミーなトムヤムクン・ナムコン (น้ำข้น) だけでなく、クリアスープのトムヤムクン・ナムサイ (น้ำใส) も、強烈な酸味と辛味が新鮮でした。

トムヤムヌードルもスープはこの2タイプありました。お店・屋台は星の数ほど。どちらもよく食べ歩きました。

こちらもトムヤムヌードル。トムヤムペースト (ハーブが効いたスパイシーチリソース) が載っていれば、それはもうそうなんです。汁なしはペースト少なめで判別しづらい。

バンコクの日系レストランも、現地オリジナルのトムヤムヌードルを出していました。写真はリンガーハット、幸楽苑、丸亀製麺、らあめん亭。

トムヤムと豚骨の相性は抜群です。一風堂のトムヤム豚骨はかなり美味しかった。

スパゲティとピザにもトムヤム味がありました。何も違和感なく、普通に美味しかったです。ただしスパゲティは相当辛かった。

お菓子のフレーバーにもありました。レー (Lay's) のポテトチップスや、カルビーのかっぱえびせん。甘酸っぱい味はなんでも美味しい。

日清もカップ・袋といろいろ商品がありました。日清のタイ製カップ麺は日本でも時々見かけるので、つい買ってしまいます。ちょっとチープな味わいがむしろ好ましい。

カップヌードルのちょい足しアレンジでチョコレートを入れたら、意外と美味しかったです。味に深みが出てマイルドさもアップ。シーフード+ホワイトチョコもいいけれど、トムヤム+ダークチョコが好き。

日本の局所的ブームを受けて、タイでも一時期アイスクリームラーメンが流行。そんなブームにあやかって、自分でも作ってみました (2022年1月)。ベースはママーのトムヤムラーメン。不思議なことにこれが実に美味しかった。みなさんも是非。

世の中に、ご飯 (白飯) と合うスープはごまんとありますが、トムヤムクンはベストマッチのひとつではないでしょうか。