"Taste Atlas" の「世界のマズイ料理100 (世界で最も評価の低い料理100)」が更新されました。2025年は1月、7月、そして今回 (9月)。
このようにリストは随時更新されるのですが、Taste Atlas本文のページURLは変わらないため、これまでその都度投稿してきた過去記事の内容 (ランクインしている料理) が、ページ内に貼ったリンク先のページ (Taste Atlas本文) とは異なってしまいます。そこはご容赦を。
100種類の料理の中から、これまで住んだ国 (カタール、サウジアラビア、エジプト、ヨルダン、エチオピア、トンガ、フィジー、インドネシア、タイ、ウズベキスタン) のものをピックアップ。ランキングは毎回けっこう入れ替わります。これまでのまとめは次のとおり。
■2023年1月版 (⇒過去記事)
15位 ゲーンソム@タイ:甘酸っぱ辛いスープカレー
■2024年3月版 (⇒過去記事)
1位 ゲーンタイプラー@タイ:魚の内臓カレー
27位 カオクルックガピ@タイ:エビ発酵調味料の炒飯
29位 ホイトート@タイ: 牡蠣オムレツ
44位 チムチュム@タイ:タイ東北の鍋料理
73位 ナムトックムー@タイ:焼き豚の香草和え
75位 パットウンセン@タイ:春雨炒め
■2024年7月版 (⇒過去記事)
12位 シルクワーム@タイ:油で揚げた蚕 (カイコ)
38位 チムチュム@タイ:タイ東北の鍋料理
40位 シャカラプ@ウズベキスタン:トマトサラダ
71位 ナムトックムー@タイ:焼き豚の香草和え
■2025年1月版 (⇒過去記事)
5位 シルクワーム@タイ:油で揚げた蚕 (カイコ)
9位 ゲーンタイプラー@タイ:魚の内臓カレー
17位 ティヌトゥアン@インドネシア:マナド粥
36位 カイルッククーイ@タイ:揚げゆで卵
37位 パニキ@インドネシア:蝙蝠 (コウモリ)
42位 シャカラプ@ウズベキスタン:トマトサラダ
69位 トムチュート@タイ:あっさりスープ
■2025年7月版 (⇒過去記事)
9位 シルクワーム@タイ:油で揚げた蚕
19位 ゲーンタイプラー@タイ:魚の内臓カレー
25位 ティヌトゥアン@インドネシア:マナド粥
33位 パニキ@インドネシア:蝙蝠 (コウモリ)
64位 シャカラプ@ウズベキスタン:トマトサラダ
70位 サリーグ@サウジアラビア:粥状のご飯料理
79位 トムチュート@タイ:あっさりスープ
* * *
では、最新版 (2025年9月) から。
8位 フライドシルクワーム@タイ

あいかわらず蚕 (カイコ) が上位にランクイン。強いですね。料理次第ではもっと一般受けするものになるのでしょうか。昆虫食は今後もっと食べられるようになっていくと思いますし。写真はバンコクのスーパーマーケットで売られていたカイコとコオロギのスナック。

19位 ゲーンタイプラー@タイ

タイ南部の料理。魚の内臓カレーですから、臭いはなかなか強烈そう。でも魚好き・干物好きの日本人には、食欲をそそるにおいなのではないでしょうか。残念ながらバンコクではこの1杯には出会えず。
36位 パニキ@インドネシア

北スラウェシの料理で、パニキは蝙蝠 (コウモリ) のことです。北スラウェシのミナハサ地区は、インドネシアでは少数派のキリスト教徒が多く住む地域。貧しい人々も多く、歴史的に食べられるお肉はなんでも食べたそうです (コウモリ、ネズミ、犬、etc.) 。豚肉もこの地域では食べることができます。
ジャカルタのマナド料理 (ミナハサ料理) のお店でテイクアウトした時は、あまりに辛いので激辛のペースト部分を洗って食べました。真っ黒い皮は見た目の通りゴムみたいな食感でした。お肉はあっさりしていてクセはなかった。

69位 ティヌトゥアン@インドネシア

こちらも北スラウェシの料理で、お粥です。別名ブブルマナド (マナド粥)。インドネシアには普通の白いお粥であるブブル (ドロドロの中国粥) もありますが、こちらはかぼちゃやほうれん草が入り、もっとヘルシーな印象。特に朝ご飯で食べるなら、日本人の味覚にはぴったりの美味しい料理です。


73位 トーンイップ@タイ

タイ語でトーンは「金 (ゴールド)」、イップは「選ぶこと」、トーンイップはタイで縁起が良いとされる9つのタイ菓子のうちのひとつで、結婚式や叙階、新築祝いなどの重要な行事や式典の際に作られます。美味しいけれど、強烈に甘いです。評価が低いのはたぶんそのため。

80位 トムチュート@タイ

別名、ゲーンチュート、中国風のあっさりしたスープです。トムヤムクンやトムカーガイなど、タイにはこってり美味しいスープがたくさんありますから、くらべたらあっさりめのトムチュートは、評価が低いということなのかもしれません。
84位 ジャラーマ@サウジアラビア

7月版リストに入っていたサリーグ (今回はランク外) に続いて、サウジアラビアからふたつめのランクイン料理は、アラビア半島南西部、アスィール地方の郷土料理です。子羊のシチューといった料理で、イードアルアドハー (犠牲祭) など祝祭日に食べられます。サウジアラビアには、まだまだ知られていない郷土料理がたくさんあります。

今回は以上です。日本からは、がんもどき (47位) が初のランクイン、そして引き続きういろう (76位)。がんもどきって何か評価が低くなる要因てありますかね。クセもないし揚げ物の旨味もあるし、美味しいのになあ。まあ豆腐がそもそもアジア以外だと評価が低いのかも。
■参考過去記事:中東・アジア・大洋州で食べた豆腐料理