サウジアラビア生活で今でも残念に思っていることがあります。まずはスナネコ、あるいはサンドキャット。サウジアラビアを含む中東の砂漠地帯に生息するワイルドキャットです。
サウジアラビアの首都リヤドで暮らしていた時、あるペットショップで売られていたスナネコを見て、一目惚れしたことを今でも思い出します。
砂漠で捕獲したものということでしたが、当時はそれが合法なのか違法なのかもわからず、人の手で飼うことができるのか、また帰国時に日本に連れて帰ることができるのかもわかりませんでした。
時々ショップに通っては、その姿を愛でるという日々がしばらく続きましたが、ある日いなくなったので、誰かに買われたのか、あるいは当局の手が入ったのか。ダメ元でも思い切って購入の交渉をしてみればよかったと、後悔しました。

※スナネコはウズベキスタンの国獣でもあります。
もうひとつは、サルーキ。9000年前のシュメールの壁画にも描かれているそうで、最古のハンティングドッグと言われています。
中東の人々は歴史的にサルーキとつき合いが深く (その時間は5000年とも)、エジプトのファラオの墓でサルーキのミイラが発見されたり、また聖書で犬といえばサルーキのことをさしているそうです。
サウジアラビアではウサギ狩りにサルーキが使われるなど、現代でもサルーキの繁殖が行われています。
ある日、職場のサウジ人から「サルーキっていう犬欲しい?今度生まれるから1匹あげようか?」と言われました。
二つ返事でお願いした後、数週間わくわくして待っていましたが、結局思ったほど子犬が生まれなかったそうで、もらうことはできませんでした。
サルーキは、実はかなり貴重な犬だそうで、サウジ王族など上流階級の間で高額で取り引きされるため、自分のような外部の人間が簡単にもらえるものではなかったようです。残念! (※下の写真はアラブ首長国連邦だと思います)
