インスタグラムに流れてきた「ベストステーキは?」という投稿。各国代表を見ていたら、最後にタイの「Crying Tiger Steak (虎も泣くステーキ)」という料理が。

「ん?なんだっけな?」と思いつつ英語名で検索してみたら、それは「スアローンハイ」という、自分も食べたことがある、牛肉の炙り焼きでした。
過去の投稿では「ヌアヤーン (牛肉炙り焼き) と何が違うのか自分はわかっていない」と書きました (⇒コチラ)。その時はあまり深く追求せず、それきりスルー。
今回あらためて調べてみたところ (遅い・・・)、どうやら一緒に付いてくる激辛のタレ (ナムチムジェオ) が、スアローンハイをスアローンハイ足らしめているのかなと。料理の説明は次のとおり。
『タイ料理スアローンハイ (เสือร้องไห้) は、タレにつけた牛肉を炙り焼きにする、タイ東北部イサーン地方の名物料理です。"虎 (スア) が泣く (ローンハイ) ほど辛い" というのが、スアローンハイの名前の由来となっています』
なるほど、たしかに一緒についてきたタレはめちゃめちゃ辛かったです (お肉は辛くない)。いま写真を見てもすごく辛そう。だからこそ、一層美味しかったです。「虎が泣くほど美味しい」という説もあります。
タレは醤油ベースで砂糖とタイハーブや煎り米粉、そして唐辛子がたっぷり入っています。バンコクではたぶんそこまでメジャーな料理ではありませんが、自分は「ソムタムクンガン (Map)」でいただきました。

バンコクだとヌアヤーンはたいていのお店で食べられます。ガイヤーン (鶏) とコームーヤーン (豚) よりは若干少なめですが。
写真フォルダを見返したら、ヌアヤーン (と自分が思っていたもの) にも、辛いタレが付いてきたお店がありました。同じお店でひとつはタレなし、もうひとつはタレ付き。
なんでだろうと思い、そのお店のメニュー写真をあらためて見てみたところ、なんと、タレ付きの方にはしっかりスアローンハイと書いてありました。そして他のお店でも同じことが。
メニューに英語や中国語、日本語が併記されているとダメですね、ぜんぜんタイ語を読もうとしない。タイ語だけだったら必死に読んでいただろうに。。
当時、ヌアヤーン (เนื้อย่าง) は読めたのでそれで安心してしまい、そこからさらに学ぼうとはしませんでした。反省。。。
ということで、スアローンハイはソムタムクンガンだけでなく、他のお店でも食べていたことが今さら発覚。まあ良かったです、わかって。
あと、どうやらお肉の部位も違うようです。ヌアヤーンは脂の多い部位 (Fatty Beefと記載のお店あり)、スアローンハイはブリスケット (胸部の筋肉) やフランク (牛ササミ) などお肉しっかりめの部位ではないかと思います。
では、そんな写真をいくつか。どれもバンコクのお店です。
■タムナック (Map)
よく通ったお店 (⇒過去記事)。メニューの次の写真1枚目がヌアヤーン、2枚目がスアローンハイ (タレ付き)。当時食べた感想は、ヌアヤーンは「適度に脂がのっていて柔らかく美味しい」、スアローンハイは「しっかりお肉の味がして美味しい」。



■バーン・イサーン・ムアンヨット (Map)
チムチュム鍋もあり日本人にも人気のタイ東北料理店。当時はヌアヤーンのつもりでしたが、ここではスアローンハイを食べていました (Beef Flankを頼んだ記憶はしっかりあります)。なので当然タレ付き。当時食べた感想は「噛み応えがあって美味しい」。


■カボチョンホテル (Map/休業中)
ここではヌアヤーン (Fatty Beef) をいただきましたが、辛いタレが付いてきました。メニューにはスアローンハイ (Beef Brisket) もあったので (当時はそこまで気がついていませんでしたが)、店員が「とりあえずタレは出しておこうか」くらいのことだったのかもしれません。ナムチムジェオはたいていの焼き肉に合いますからね。ここのヌアヤーンはカルビとまでは言いませんが脂が多く美味しかったです。

