A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

豚の丸焼きの作り方@トンガ

ババウに行った際、現地人のお宅に招待されご飯をいただきました。日曜日の朝、ウム (土中蒸し焼き料理) とプアカトゥヌ (プアカ/豚+トゥヌ/焼く=豚の丸焼き) を作るお手伝いという貴重な体験も。

ウムは一昨日投稿したので、今度はプアカトゥヌの手順を。日本ではなかなかできない料理ですが、いつか自分でもやってみたいなと、けっこう心に秘めています。

トンガの豚の丸焼きは子豚を使う

お湯で洗い毛をむしる

残った毛を火で焼く

残った毛はカミソリで剃る

お腹を裂いて内蔵取り出し

長い木の棒を刺す

裂いたお腹

焼きスタート

クルクル、クルクル

ほどなく焼き色が

序盤でココナッツジュースをかける

あとはのんびり気長に焼く

全体に焼き色が

コツは強火の遠火

いい感じ、でもここからさらに30分

トータル2時間50分焼いて終了

おなか側もしっかり焼けた

迫力満点、香ばしくいい匂い

ハエを追い払ってくれる息子さん

丁寧にカットするご主人

ウム料理と一緒に美味しくいただきました

以上です。自分も途中でしばらく焼き係を担当したり、とても楽しい一日でした。トンガは庭先で豚を飼っている家庭も多く、お祝い事や大切な客人をもてなす際に、最上級のご馳走として豚の丸焼きが準備されます。

世界各国に豚の丸焼きがある中で、自分はトンガのプアカ (豚) が一番好きです。炭火でじっくり焼くため皮はパリパリ、お肉は肉汁があふれるほどジューシーに仕上がります。こんなに美味しいのは、きっと子豚だからですね。ココナッツジュースをかけるのは、このお宅のレシピなのかも。