真っ赤な炒飯
先日投稿した、昔懐かしい赤いチャーシュー (⇒コチラ)。お店をさらに調べているうちに、赤いチャーシューどころか「赤い炒飯」があることがわかりました。
富士市の「天津」というお店で (Map)、看板には堂々「紅チャーハン」の文字が。昭和60年にご夫婦でお店を始めて以来40年間、地元のお客さんに愛され続けているそう。
こちらが看板メニューの紅チャーハン (半チャーハンラーメンセット980円)。元々の目的は赤縁チャーシューでしたが、あまりにも色鮮やかな炒飯に、もう目が釘付け。
赤い炒飯と聞いたら普通は赤飯くらいの色味か、刻んだ赤チャーシューが混ざったものを想像するでしょう。しかしこれはもう本当に目の覚めるような真っ赤な色合いでした。
この見た目ですから、味は相当クセありかなと思いつつパクリとひと口。うん、いい意味で普通。
塩気はやや強めですが、味わいは他の炒飯とさほど変わりません。普通に美味しかったです。次は半量ではなく全量をかき込みたくなりました。
赤チャーシューもさりげなく美味しかったですよ。モチモチした食感、鼻に抜けるお肉の香り、塩気が効いていて、ひと口食べて「うまッ」と声が出ました。
* * *
続いて、これまで各国で食べてきた色付きのご飯をご紹介。世界にはカラフルなご飯がずいぶんあるものです。
赤
■タイの赤米とドリアンカレー
■ウズベキスタンの赤米 (デブジラ米) のプロフ (あまり赤くはないですね・・・)
紫
■タイの紫米
■タイのカオパットナムリアップ (中国オリーブ/橄欖)
■インドネシアの紫米のナシゴレン
青
■タイのカオヤム (バタフライピーで色付け)
■タイのお弁当 (バタフライピーで色付け)
黄
■インドネシアのナシクニン
■インドネシアのブブル・マナド
■タイのカオモックガイ
■パエリヤ (バンコクで食べたもの)
■ヨルダンのマンサフ
茶
■インドネシアのナシゴレン
■タイのカオパットアーマー (黒醤油)
■タイのカオクルックガピ (小海老発酵調味料)
■ウズベキスタンのジギルオシュ (亜麻仁油)
オレンジ
■ビリヤニ (食べたのはインドネシア、サウジアラビア)
■タイのカオパットアメリカン (ケチャップライス)
黒
■インドネシアのナシゴレン (イカスミ)
いろいろカラフル
■タイのカオニャオマムアン
以上です。カラフルさではタイの圧勝ですね。天津の赤い炒飯はたぶん日本で一番赤いのではないでしょうか。そしてそのまま世界一かもしれません。