これまでずっと海外の、いわゆる開発途上国と呼ばれるような国にばかりいました。現地のものを食べている限り日本より食事代も安く、また主食であるお米の値段も、政府がコントロールし安価に抑えていたと思います。
そんな自分が日本に戻ってきて、「お米が5キロで5000円?!」と驚くばかりの毎日を過ごしています。本当に、こんなに主食が高く感じるとは。お米生産国なのに。
各国のお米の値段を示します。"NUMBEO (⇒HP)" の、おそらく半年くらい前のデータだと思います。まだ日本の値段も1キロ643円 (5キロ3215円の計算)。
直近までいたウズベキスタン、その前のタイ、インドネシアを順番に。お米の値段はそれぞれ1キロ244円、186円、128円。
ウズベキスタンに来た当初は、タイやインドネシアにくらべて「お米が高い」と感じたものです。今となっては本当にぜんぜんですけどね。
中東では、エジプトがお米生産国ですし、国民の所得レベルも相まって、お米の値段は1キロ100円とかなり安く抑えられています。
逆にサウジアラビアはお米はすべて輸入で、未だに国内生産はしていないのに、そこまで高くはありません。317円と日本の半額以下。
サウジアラビアではカルローズをとくに不満もなく食べていました。必要十分な美味しさ。もっとも、日本に戻ってくるといつもお米の美味しさに驚愕していましたけれど。
世界では各国政府がいろいろなやり方で国民の基本的生活権を守っているように思います。日本がそれをしていないということではありませんが、本当になんでこんなにお米が高いんでしょうね。。
■お米関連過去記事
・ウズベキスタンのお米事情