A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ひよこ豆は茹でるに限る

ここ10年ほど、お正月のおせちにフムス (ホンモス) を作っています。レシピは適当ですが、中東で食べたあの味をとりあえず再現できているかなと思います。

今は日本の地方都市でも輸入食材屋はありますから、ひよこ豆の水煮も入手は容易。ごまペースト (タヒーナ) も同様。

レシピはだいたい下記のとおり。各材料の分量は自分の好みでかまいません。現地で食べたものの味・色・香り・舌触りを思い出しながら作っています。

フムスはどこで食べてもたいていハズレ無し。フムスをピタパン (ホブズ) につけて食べれば、もうそれで十分な朝食になります。

ウズベキスタンにもひよこ豆の料理がいくつかありました。次の写真、上からヌハットシュラック、シフォイジャホン、ひよこ豆のスープ。

このように、ひよこ豆は茹でて食べるのが普通かと思います。フムスは茹でてからすりつぶしています。

「他に食べ方が?」と思われるでしょうが、実はエチオピア人はこれを生で食べるんです。

エチオピアでは季節になると道端でひよこ豆が枝付きのまま売られ、うちのスタッフも露天商を見つけるとよく車を停めて、ひよこ豆の束を買っていました。

いつも必ず「お前も食べろ」と言われましたが、最初に食べた時、青臭さが鼻に抜けてあまり美味しいとは思えず、二度目からはやんわり断っていました。

ネットを見たらトルコでもひよこ豆を生で食べる習慣があるようです。ウズベキスタンはどうだったんだろう。気がつかなかったけれど。

もしかしたら食べつければ生のひよこ豆も美味しいのかもしれませんが、まあ、ひよこ豆は茹でるに限りますね。

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ふと思いついて ChatGPT にきいてみたら次の回答が。やっぱダメじゃん。。。